薬学講座開催

午前中は、学校薬剤師の西島先生と浜松東警察署生活安全課の山﨑課長をお招きして、薬学講座を開きました。
西島先生には、日頃のお薬の使用方法を皮切りに、印象的な映像をまじえ、主にたばこの害について教えていただきました。成人の喫煙率は減少傾向にあるものの、女性の喫煙率は上がっているというお話は驚きでした。自分自身頑張りがきかない体になったり、やめられなくなったりするだけでなく、周りの人や子供の成長に大きな影響を与えることを学びました。

山﨑課長には、10代の補導例、違法店舗の逮捕例をまじえ、危険ドラッグの現状について教えていただきました。薬という言い方より、危険毒物という言葉が似合っているというお言葉に同感でした。危険ドラッグの使用は、周囲の人々をさまざまに巻き込むことになると、知ることができました。

『口に入れるものは全て、信頼できるものにするという意識を持ってください。特にお薬は、処方された薬、薬剤師さんが居る薬局の市販薬を正しい用法で。サプリメント、ドリンク剤、お酒、たばこ等で元気を出そうとしないで、しっかりごはんを食べてください。』
と、講座終了後、お母さんお父さん世代の西島先生と山﨑課長から、10代のみなさんに心に響くあたたかいメッセージをいただきました。お家の方とも、今回のお話を話題にしてみてくださいね。

文責 中澤 良美