1週間の秋休みを終え、今日から登校再開です。
午前中は始業式、そのあと「トビタテ留学JAPAN」に参加した生徒の発表がありました。
少年犯罪について考えを深めるため、シンガポール・インドネシアに行った時の報告をしてくれました。
クラスでは役員選挙、高校2年生は今月末に出発する九州研修旅行に向けた準備を行いました。
茶道部も今日から活動再開です。
学園祭では「せいえん邸」と題して、抹茶とお菓子を振る舞いました。
講師の増田枚子先生と5年生 
1日目のお菓子は「初紅葉」 
お蔵の形をした珍しい水指
今年の夏休み、茶道部では4年ぶりに日帰り研修を実施し、抹茶の生産地で有名な愛知県西尾市へ行ってきました。その際に訪れた西尾市歴史公園内にある「旧近衛邸（きゅうこのえてい）」の庭園をイメージして、学園祭では教室をその雰囲気に設えました。
古い野点傘はボロボロに破れ、とてもお客様にお見せできるような状態ではなかったので、部員たちが折り紙サイズの和紙を1枚1枚貼り付け、その上に折り紙でつくったもみじを貼り、庭園でのお茶会に合わせたオリジナルの野点傘をつくりました。こちらの野点傘、手作り感満載ですが、お客様に大好評だったようです。
2日間で約300名のお客様が茶道部を訪れて下さり、部員たちはお点前、半東、水屋等、それぞれの立場でお客様をおもてなししました。お点前を披露した5年生は直前まで猛稽古。半東役の4年生もみんなで教え合いながら台詞を暗記していました。
本番は3人とも落ち着いており、彼女たちの美しいお点前を講師の増田先生も褒めて下さいました。
6年生がお客様として来てくれたことが大変嬉しかったのですが、それだけではなく菫組の生徒たちは片付けのお手伝いを快く引き受けてくれました。お道具を生活会館へ運んだり、会場だった視聴覚教室の机・椅子を元通りに戻してくれたりと、テキパキ動いてくれたことに大変感謝です。
今日からまた来年度の学園祭に向けて、茶道部一同お稽古に励みます。
文責 平池智恵
