2022年「土曜プログラム」はじめ

2022年最初の土曜登校の今日は、各学年で様々なプログラムが組まれました。今日は、そのいくつかをご紹介しましょう。

中学1年生の学び

1年生は、1・2時間目に、それぞれが冬休みにまとめた「職業調べ」の発表を行いました。その職業の内容や、専門性、大変さややりがい、そして収入なども調べて発表します。

中学1年生は、それぞれ調べたことを分かりやすくまとめ、書画カメラでスクリーンにレポートを映しながら、級友に説明しました。様々な職業が紹介され、1年生はたくさんの仕事を知りました。キャリア教育の第1歩ですね。

3・4時間目は、生活会館でのベッドつくりの実習です。

コロナウイルス感染防止のため、今年度は宿泊を行っていませんが、生活会館での入寮において、最初に覚えるお作法が「ベッドつくり」です。入寮主任の影山先生の放送の指示に従いながら、今夜自分が宿泊するつもりで、1年生は真剣にベッドメイキングに励みました。寝具を整えるのに作法なんてあるの?と思う人もいらっしゃるでしょうが、丁寧にベッドを整えることができれば、外泊の際にも恥ずかしくありません。ホテルなどに宿泊した時にも、ベッドの美しさの裏に、きれいにしてくださった方のご苦労を想像できるようになるでしょう。作法を学ぶことは、心を学ぶことにもつながるのです。

夢を拓くキャリア講座

中学2年生は、国際ソロプチミスト浜松様のご協力を得て、今年も「夢を拓くキャリア講座」を実施しました。ソロプチミストとは、専門職に従事する女性の世界的な組織で、女性や子供の人権のための活動を主にしていらっしゃいます。

今年は、中講堂にて、浜松出身で、現在London School of Economicsの 統計学部 博士課程に学ぶ石田早帆子さんの講演を聴きました。高校まで文系を選択していた石田さんが、大学で統計学を専攻するまでの様々な試行錯誤を興味深く聞いた生徒たちは、お話の後、たくさん質問をして石田さんを驚かせました。

生徒たちは、石田さんのお話から、自分の夢を将来につなげるためのヒントをいただきました。 石田さん、生徒の質問に丁寧にお答えくださり、ありがとうございました。

白柳先生による女性の体のお話

さて、高校生も貴重なお話を聞きました。高校2年生は「更年期」について、高校1年生は「思春期の食生活」についてがテーマです。そして、講師は、本校の保健体育の教員を長く務め、現在は豊橋創造大学で大学生を教えていらっしゃる白柳佳子先生です。

明るく楽しい白柳先生の講座は、先生方も楽しみにしています。女性の体について、今と未来を分かりやすく教えてくださる白柳先生。最新情報も教えてくださいました。50分じゃ全然足りないお話でした!

白柳先生、毎年ありがとうございます!来年もこのプログラムをよろしくお願いします!

学園のあちこちで今日は貴重な学習が行われました。西遠の土曜プログラムは本当に有益。役に立つことばかりです。

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【おまけ】年賀はがきの2年がかりのストーリーにびっくり。昨年の雪だるまに隠れていたのは、ティガーだったんですね。ツイッターで知りました!