訃報

【訃報】
本校に長くお勤めになられた小塚せつ子先生が
２１日ご病気のためご逝去されました。
心よりご冥福をお祈り致します。

朝刊で知った突然の訃報に、教員一同、驚きと悲しみの中にいます。
今年の遠足の帰路、浜松駅で生徒たちを見送った時に、偶然お会いすることができました。
我々教員のもとに駆け寄ってくださった小塚先生はとてもお元気そうでしたのに…。
小塚先生は、昭和５１年に西遠に家庭科の教員として赴任され、平成２１年までは教諭として、平成２５年３月までは非常勤講師としてお勤めになりました。
この間、家庭科の授業で、またクラス担任として、たくさんの生徒がお世話になりました。
私の脳裏には、学園祭のみたらし団子づくりの中心として活躍されていた先生のお姿や、ディズニーカルチャーを長く企画運営してくださったこと、フラワーアレンジメントクラブを作って学園祭の展示に素晴らしい空間を作られたことなど、先生のご活躍の場面が甦っています。

小塚先生は、江戸っ子のようにさっぱりしたご性格で、あれこれ悩む前にサッとお仕事をされる、さっそうとした先輩でした。
生徒も「せっちゃん」「せっちゃん」と慕っていました。
厳しさも優しさも併せ持って生徒に対するお姿は、多くの生徒にとってお母さんみたいな存在だったのだと思います。
ご退職後に大きな御病気をされ、それを乗り越えられて、昨年は夏の第５３回同窓会や１０月の袖友会（OB教員の集い）にもお元気なお姿を見せてくださっていました。
またお目にかかれると信じておりました…。
お通夜は２５日、告別式は２６日、長い間ご自身が守ってこられた長松院で９時から行われます。

小塚先生、今まで長い間、本当にありがとうございました。
心からご冥福をお祈り致します。