成人の日に

3連休の最終日、今日は「成人の日」です。浜松では、昨日「二十歳のつどい」が行われたようで、駅周辺にはたくさんの晴れ着のお嬢さんがいました。ちょうどすれ違った晴れ着の女性が「花束、お母さんに挙げるんだ」とお話ししているのを聞いて、なんだかとっても温かい気持ちになりました。自身が主役の日に、ちゃんと親を想う心を持つ若者を私は嬉しく思います。

新成人の皆さん(ということは18歳の皆さんですね。20歳になった皆さんも含めて)、成人おめでとうございます。「VUCA(ブーカ)な時代」と言われ、2026年は、そのスタートからすでに昨年よりもっと予測不能な毎日となっています。
突然のベネズエラへのアメリカの軍事作戦。トランプ大統領は国際法など無視して、自分の道徳心だけ信じると発言しています。一国の大統領が、しかも大国の大統領が、国際法を無視すると公言する世界があっていいものでしょうか。
日本では、突然「衆議院解散」というニュースが現実味を帯びてきました。国民の暮らしが疲弊し、雪国の人々が大変な思いをしているときに、何の大義があって解散しようというのか、全く理解できません。選挙権を持つ受験生たちのことも想うと、今ではないでしょう!と腹立たしい思いです。
アメリカも、日本も、この先どうなっていくのでしょうか。

お正月、「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2026」が生中継されました。今年の指揮者はヤニック・ネゼ=セガンという方で、いつもとは違った選曲、笑顔いっぱいのアンコールと、見どころがいっぱいでした。私は熱心に視聴したというわけではなく、今のテレビをつけていろいろ雑事をしていましたが、最後に女優の中谷美紀さん(聴衆として参加)が涙を拭きながら感動を語っていたのを聞いて、しまった!ちゃんと見るべきだった!と後悔しました。再放送が先日あって、中谷さんの涙の意味がやっと分かりました。指揮者のセガンさんが、アンコールの「美しき青きドナウ」の前に、こんなメッセージを述べたのです。

平和と優しさ、違いを受け入れる寛容な心、その大切さを、おそらく世界中から集ったニューイヤーコンサートのお客様たちは、演奏の素晴らしさとともに心に刻んだことでしょう。中谷美紀さんが涙ぐんだように…。

新成人の皆さん、心に優しさと平和を。そして、違いがあるからこそ素晴らしいという考え方を。寛容な心を持ち、武器ではなく、柔らかい心と思考で、未来を拓いていってください。

セガンさんの言葉は、以下のサイトを参考にさせていただきました。
 kamakurahさんのnote 例年にない濃厚なメッセージ性:2026ウィーン・フィル、ニュー・イヤー・コンサート
 山根武さんのnote ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2026、新年の挨拶