西遠女子学園は、明日から夏休みに入ります。今日は、大掃除の後、全校生徒が講堂に集い、「授業おさめの式」を行いました。
最初に、中学の学力優秀賞の表彰式です。GTZでSゾーンに到達した生徒を表彰しました。

私の訓話では、まずこの4か月を振り返って、自分自身が「できるようになったこと」と「今の課題」を友人と話してもらいました。

こちらから、2名の生徒に答えてもらいました。突然の指名で驚いたでしょうが、しっかり答えてくれてありがとう!


今年度の4か月間を振りあえることは、「メタ学習」、つまり「自分を俯瞰的に見る力」にもつながりますね。夏休みを前に、自らの成長の実感とここからの課題をしっかり意識してほしいと思い、この時間をとりました。
様々なお話の中で、今日も紹介したのは、生徒の皆さんの「集会記録」に書かれた感想です。キーワードは「整頓」「美化」「責任」「誰も見ていない時こそ」でしょうか。今日、紹介した中からいくつかの感想を掲載してみましょう。
「誰も見ていなくてもすべきことはする」という点には、強く共感します。例えば、トイレでトイレットペーパーが芯のままや空の状態で放置されているのを見ると、なぜ次に使う人のことを考えず、少しの手間を惜しむのかと疑問に感じます。誰も見ていないからと責任を放棄するのではなく、自分が最後なら新しく替える。それは一見、自己満足かもしれません。しかし、次に使う人が気持ちよく過ごせるための大切な「責任」です。世間には、同じように見えない場所でペーパーを替えてくれる誰も知らない「いい人」が確かにいます。そんな些細な優しさに気づいた時、心が温かくなります。誰も見ていなくても当たり前の行動を「持続する」こと。それこそが、社会を裏で支える本当の責任感であり私たちの生活が成り立っている理由なんだと感じました。(高校3年)
今年度に入り、私は放課後教室に残って勉強するようになったのですが、5時半になると先生がチェックに来てくださって、その場面を初めて見た時、私が思っている以上に当番は丁寧にやるものだと思い知らされました。私が「やればいい」だけと思っていた机の整頓、黒板のさんも先生は入念にチェックしてくださったり、多いなと思っていた窓閉めも先生は3クラス分確認してくださいます。このすがたを見て、私は当番任務は一つ一つのことにしっかりとした意味があり、ただ、やるだけじゃ意味がないなと言うことにも気が付きました。これからは当番任務だけではなく、教室の美化や、学校をより良くするために6年生としてできることを模索し続けていきたいです。(高校3年)
私はよく父に「見ていないと思っていても、見ている人は絶対に見ている。」と言われます。見ていないときの振る舞いこそ、その人の本性が出ると私は思います。見ていないからではなく、一度立ち止まり、自分はそれでいいのかを考え直す必要があります。一人の人間として矜持を持って生活していきたいです。(高校3年)
心に響く言葉ばかりでした。ギクッとした人もいたでしょうし、「そうか!」と気付く人もいたことでしょう。
菊作り 菊見るときは 陰の人 吉川英治
この俳句もまた、思い出してほしいと思います。
平和について考える夏であってほしいというのも、私の強い願いです。8月6日、9日、15日、皆さんはどういう形で迎えるでしょうか。「忘れないプロジェクト」への協力もまた、「私たちの平和宣言」にあった「今日からできること」の一つではないでしょうか。

この夏休みが、生徒の皆さんにとって「成長」「変化」のある一か月でありますように。そして、8月27日、皆さんと元気に再会したいと思います。
今日はほかにもいろいろなプログラムがありました。明日以降、少しずつ紹介していきますね!
本日、脱水症状が出て両足がつってしまうという危機に瀕したオオバでした。皆様、どうぞ暑さにお気をつけください。

