生徒大活躍の日

終業式と中学修了式を明日に控えて、今日は、中高それぞれの生徒総会があり、続いて5学年の「文化芸術発表会」があり、と、生徒たちが舞台に立って発表する機会のたくさんあった一日でした。
桜の下を登校する生徒たち。

ここ数年の開花を振り返ってみましたが、正門付近の桜が修了式前に咲いたのは、少なくとも、ここ5年では初めてのことです。
中学の生徒総会が最初に行なわれました。

10月末の講堂朝会で、私は「生徒会活動はこのままでいいのか?」と中学全体に問いかけました。
後期最初の生徒総会があまりに「ツッコミどころ満載」だったからです。
ガンガン突っ込ませてもらったあの講堂朝会から半年。
私は、客席に座った「生徒会会員」の意識が大変高くなったことに驚きと喜びを覚えました。
生徒会執行部の一年間の総括に対して、次々に質問と意見の手が上がりました。
「募金はどこに寄付されるのか」
「クリーンレースは効果がなかったのではないか」
・・・頑張ったね、お疲れ様、だけではない、
検証し、向上しようとする空気を感じて、
私は大変頼もしく思いました。
批判されると、執行部としてはつらいところもあるでしょう。
もちろん、会員も、執行部が頑張ったことは知っています。
でも、生徒会活動は、正解が一つではない活動です。
やったところは認め、足りなかった点を検証する・・・
会員のこうした目が、次の執行部を成長させることは間違いありません。
中学生の成長を講堂の後ろで見ることが出来、私は嬉しかったです。
次は高校の生徒総会でした。

こちらは、スクリーンを使って、視覚に訴える生徒総会です。
各執行の活動が、写真付きで紹介されました。
淡々と進んで、質疑応答の時間もなかったので、
活動報告のあとは、来年度への引き継ぎの儀式。
10月の生徒総会の会員からの質問に、どう執行部が努力したのか、年度の最後に聞きたかったな、という思いも正直ありました。
こちらも、来年度の運営課題としましょう。
生徒会活動は、忙しい中で行われる自治の活動です。
何をすべきか、信念と計画性と諦めない心が、執行部には求められます。
今年の執行部から「たすき」を引き継いだ皆さん、
どうぞより良い活動を。
生徒会活動が盛んな学校は、生き生きしているはずです。
「文化芸術発表会」では、各学年の行事や取り組みが振り返られ、これは保護者の皆様にもお見せしたいなーと思う内容でした。
このことは、本日の公式ブログにも紹介されていますので、私からはまた後日改めてお伝えします。
明日は、平成29年度終業式、そして午後は中学修了式です。
午前中の終業式の最初に、離任式も行なわれます。
今年ご退職の先生方を、ここに掲載させていただきます。
 影山静雄先生(社会科)
 三井健一先生(国語科)
 太田雄二先生(理科)
 大塚はる子先生(家庭科・入寮主任)
 松本恵美子先生(数学科)
 山田カイリ先生(英会話)
 青島光義先生(技術科)
 鈴木礼子先生(英語科)
 井林三怜先生(社会科)
 市川太智先生(技術科)
先生方には、本当にお世話になりました。
お一人お一人の先生に尽きせぬ思い出があります。
たくさんの卒業生が寂しく思うでしょう。
これまでのご指導に心より御礼申し上げます。