今日10月11日は「国際ガールズデー」です。世界中の女の子たちよ、輝け!
私にはいつも、この日になると思い出す言葉があります。
今再放送されている朝ドラ「ひよっこ」の時子さんのセリフです。
「女の子たち、女性たち、いろいろ大変だよね。でも、女の子の未来は私に任せて!皆、私についてきて!」
主人公の親友時子が「ツイッギーそっくりコンテスト」で観衆に向かって宣言したこのセリフ、思わず拍手したのを覚えています。
まさに、「未来を拓く女性」の台詞ですね。
今日は、ガールズデーにちなんで、「頑張る女の子たち」として、西遠生が学園祭でどんな学びを実感したのか、その成長を集会記録からお伝えしようと思います。学園祭を2週間後に控えた9月19日、「学園祭で何を学ぶか」を考える「全校講堂朝会」を行いました。この朝会を通じて、生徒たちはどんな見通しを立て、決意を新たにしたのでしょうか。
未来を拓く女性になる土台は、確実に作られていると思います。

どうして巨大制作物を作るのかという質問に、私は「お客さんにも制作した本人たちにも理解を深めてもらうため」と答えました。そう答えた理由としては、わたし自身HR展を見学したときに、巨大制作物を見て新たな驚きや発見があったからです。それだけでなく、巨大制作物は当然ですが一人では作れません。クラスのメンバーと、時には他学年と一緒に制作していく中で、それまでは知らなかった相手の内面だったり言動だったりが見えてきます。一致団結して同じ気持ちで同じものを作ることによって、新たなチームワークを芽生えさせることも目的の一つなのかなと思います。部活の先輩も最近は忙しそうにしていて、大変そうだと思う反面、来年からはわたしたちの番なんだということを実感しつつもあります。来年HR展を見る立場から制作する立場に変わります。それを踏まえて今回のお話や今年のHR展を参考にしつつ来年につなげたいです。(中学2年)
「なぜ巨大制作物を作るか」と聞かれて、去年は「わかりやすくするためだ」と考えていたけれど、今年は「団結力を深めるためだ」と考えました。四年生の「男子がいない、女子ならでは」という言葉を聞いて確かにと感じました。女子しかいない学校、それが私たちの武器だということに気づくことができました。また、先輩方の巨大制作物のスライドを見ると、「本当に段ボールから作り出したのか」「素材がリアルだな」ということを感じました。ザラザラした質感をしていたり。サバサバとした質感をしていたりと、どうやって作り出しているのか不思議でした。私は西遠に来る前、学園祭という言葉を聞いて、お化け屋敷、お祭りのようにテーマパークのような楽しい行事だと思っていましたが、巨大制作物、展示を目にして、違う楽しみを見つけることができました。校長先生が今日見せてくれたハチの巨大制作物。実物は小さいですが、巨大制作物にするとよくハチの構造がわかり、学習ができました。西遠ならではの学園祭は、楽しんで帰るだけではなく、新しい発見、知識も一緒に持って帰れることにあらためて気づく事ができました。(中学2年)



私は今回のお話で西遠のHR展の影響力の凄さや、歴史について触れることができたと思いました。今年初めて巨大制作物を作ることになりましたが、改めて先輩の技術力の驚きました。私たちのクラスは本田宗一郎を調べているので巨大制作物は車ですが段ボールでどうやって車の滑らかな部分を再現するかなど考えることがたくさんあります。集会が終わったあとに制作物のグループで話し合ったときには、いつもより内容の濃い話し合いができたと思いました。ここまで頑張りたいという理想とさすがに難しいという現実的な意見がたくさん出て悩みましたが、とりあえず細かいところの方針が決まっていきました。HR展は楽しいことばかりではないし責任者との連携が取れなくて行き詰まっていることもありますが、責任者に対してなにか思うことがあったら裏でぐちぐち言うのではなく直接言ったほうがいいということが再度わかりました。「もっと私たちの意見も聞いてほしい」と一人の子が言ってくれたおかげで仲もより深まったし、意見もまとまってきました。私はこれこそが巨大制作物を作る意味だと思いました。協力して調べて、包み隠さずぶつかり合うことでお互いに成長ができる。これこそがHR展の醍醐味なのではないか、と気づくことができました。残り2週間で完成まで持っていきたいです。(中学3年)
どうして巨大制作物を作るのかについて改めて問われたとき、私はドキッとしました。今までふわっとしか考えていなかったと気付かされたからです。どうしてなのかを講堂集会中に「クラスの団結力を高める。来て貰う人にどのようなことを伝えているのかをわかりやすく視覚的に教える。」と考えました。他学年の発表を聞いていると、「コミュニケーション力を身につける」「女子だけで進めることで力が身につく」「アイデア、イメージ、想像力」「トラブルを解決する力、思考力、表現力をつける」と言っており、そんなにも周りの人達はきちんと考えているのかと思い、さらにHR展についての気持ちが高くなりました。それらは西遠の目指す「21世紀型スキル」に繋がり、これからの人生に役立つと感じました。このHR展自体が終わったとしてもこの経験を活かしていきたいです。HR展が終わっても、コンテストへの挑戦や、クラスの探究が学校全体に波及すること、今年の女性教育講演会でも過去のHR展のテーマが契機となって講師が決定したことを知り、もっと頑張れば先輩方のように世の中や人の役に立てるのだと思い、責任者としてより頑張ってこのHR展を最後までやり遂げようと思いました。(高校1年)


創立120周年という大きな節目を迎える今年の学園祭に向けて、私たちは行事を通じて「21世紀型スキル」を獲得すること、そしてHR展(ホームルーム展)の審査基準について改めて考えました。どうすれば自分たちの探究を深められるのか、何が足りないのか。その大切な指標を確認した上で、各クラスの責任者たちが、自分たちのHR展の「見どころ」や「今の課題」を堂々とプレゼンしてくれました。突然の指名だったにもかかわらず、しっかりと言葉を紡ぐ姿には本当に新鮮な驚きと感動がありました。この朝会を通じて、私は「当たり前ではない毎日」の中で、仲間と一つのものを作り上げる意義を深く実感しています。テレビやネットを見れば、今も世界各地で様々な困難や紛争があり、心が痛むニュースも少なくありません。だからこそ、こうしてクラス全員で課題に向き合い、平和に探究を深められる時間がどれほど貴重なものなのか、受験のためだけではなく、もっと広い世界へ視野を広げて考える必要があるのだと感じます。校長先生のお話や、責任者たちの真っ直ぐな言葉を聞きながら、私たちの探究や想いは、すべて「絆」や「つながり」によって次の世代へ継承されていくのだと確信しました。身近な仲間が真摯に発信したメッセージは、必ず誰かが受け取り、未来へとつないでくれます。ここからが、私たち生徒の力の見せどころです。120周年記念学園祭を最高の形で成功させるために、仲間とのつながりを大切にしながら、一歩ずつ前へ進んでいきたいと思います。(高校2年)
今回の講堂朝会を聞き、6年生として迎える最後の学園祭に対する想いや、これまでの自分たちの歩みについて深く考える機会となりました。毎年9月になると「学園祭で何を学ぶか」というテーマで校長先生のお話を聞いてきましたが、この時期に講堂朝会でこのお話を聞くのも今年で最後だと思うと、いよいよ卒業が近づいていることを実感し、とても感慨深い気持ちになります。
下級生の頃の自分たちを振り返ると、当時はただ目の前の実行委員会やHR展の準備、制作物作りに必死で、毎日作業に追われる忙しい日々を送っていました。しかし今思うと、アイデアを出し合って衝突したり、予期せぬトラブルが発生したときに全員で解決策を考えたりしたあの濃密な時間こそが、知らず知らずのうちに自分たちの成長につながっていたのだと実感します。当時は単なる行事の準備だと思っていたことが、実は社会で必要とされる「21世紀型スキル」を身につけるための貴重な実践の場だったのだと、最高学年になった今だからこそ客観的に理解できるようになりました。
また、探究活動は学園祭だけで完結するものではなく、その後の外部コンテストへの挑戦や学校全体への波及効果、さらには将来の自分たちの選択肢を広げることにもつながっているというお話も印象に残りました。
このお話を聞くのも今年で最後となりましたが、ここで得た学びや経験は学園祭だけでなく、これから迎える受験勉強や自らの進路を切り拓いていく上でも大きな糧になると確信しています。120周年記念という節目となる学園祭を大成功で締めくくれるよう、そして自分自身も悔いを残さないよう、残された準備期間と学校生活の1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。(6年)



学園祭が終わり、今は秋休みの最中です。学園祭を静かに振り返り、後期に備えている生徒たち。未来を拓く力を着実につけているはずです。

