中学修了式を終えて

昨日の午後行われた中学修了式。
雨の中での式となりましたが、
たくさんのご家族の温かいまなざしの中、
3年生は緊張した面持ちで入場。
この式への凛とした姿勢を感じさせるものでした。

中学の式では、代表生徒に修了証書を渡します。
その授与に先立ち、担任がクラスの生徒の氏名を読み上げます。
担任に名前を呼ばれ、「はい」と返事して起立する3年生たち。
実は、担任の先生方の方が緊張しているようでした。
3年生は皆、壇上の私へきりっとしたまなざしを向けてくれました。

この後、日本私学、県私学の表彰、3ヶ年皆勤賞の表彰、そして、創立者への献花。
私から3年生へのメッセージは、「十五」から連想される三つのことでした。
15歳で生涯を終えたアンネ・フランクと、皆さんの境遇のこと。
「空に吸はれし十五の心」と詠んだ石川啄木の短歌。
アンジェラ・アキさんの「手紙 拝啓十五の君へ」の歌詞。
15歳は人生の大きな節目です。
けっして穏やかで自信にあふれる年齢ではありません。
不安定だったり、悩んでいたり、いら立っていたりして当然。
でも、今ある幸せを実感してほしい。
悩みは問い続けていってほしい。
そんなメッセージを3年生が受けとめてくれたなら幸せです。
PTA副会長の宮本様からも温かいメッセージがありました。
特に音楽コンクールへの賛辞は、3年生にとって大きな誇りとなったのではないでしょうか。
作文発表では、二人の生徒が貴重な体験や思いを静かに語ってくれました。

2人とも、とても素直で、自分をしっかり見つめ、まっすぐ伸びていることが分かる内容でした。
作文を朗読する姿勢も堂々としていて、実に立派でした。
そして、最後は「友情の歌」です。
この歌を修了式で歌うようになってから、もう何年たつでしょう。
♪くじけそうになったら めをとじて おもいだしてみて
どんなつらいことも ともにのりこえた頃を♪
いつも泣きそうになる歌です。
座席から見える3年生もちょっと涙を拭いていました。

温かい雰囲気に包まれて、
3年生は講堂をあとにしました。
義務教育の課程を修了し、
ここからは自分の意志で高校生活に臨む彼女たち。
ここからの1000日が素晴らしいものになるよう、
祈りたいと思います。
そして、それを全力で応援したいと思います。