外掃除

学園では1年~6年からなるグループで昼食後 13:00~13:15 に掃除をしています。(食べたら眠くなる、というときに体を動かすのは目が覚めるし、きっと食べた数%は消費してくれるだろうとかいつも意識しているわけではありませんが、昔、そうめん(掃除免除)というのがあった時代に在学していた私は放課後寂しくやるよりも、昼食後、こうやって上級生の元、一致団結してやるのはとってもいいな、と思っています。)
とにかく西遠の6年生は前期も後期も下級生をよく引っ張ってくれ、忘れがちな勤労意欲を高めてくれています。こういう上級生を見て下級生は育つのだなあと思います。
さて、私は外掃除ですが、数年前に外回りのブロック塀からワイヤー(?)フェンスに換えてから、いろいろな植物の種、胞子(キノコ)が舞い込んだりして雑草がのびのびと育っては、芽が小さいうちに摘んだり、はたまた毎日遠州のからっ風にさらされたりで地面の土が中田島砂丘状態になったり、毎年少しずつ違った現象が見られます。学園正面玄関前の駐車場の溝はその土(砂)がたまり、今年は夏休みにそこから芝生がしっかり生えてしまったこともありました。今は、枯れ葉の時期、集めた枯れ葉が風に飛ばされないようにいかに早くビッグサイズのビニール袋に入れるかが目下の課題です。でも、6年生がしっかりしているので大丈夫です。桜の木にはもう毛虫や電気虫はしませんし、広範囲に及ぶ外掃除は、現在、しっかり在校生に守られています。
手前味噌ですが、私は、他の学校にも勤務したことがありますが、西遠の良さ、整然とした美しさはどこにも引けを取らないと思っています。

文責 新村 嘉奈子