土曜日、高校生の活動

先週土曜日、中学生は3時間目、高校生は4時間目に、薬学講座が行われました。
ここでは、高校生が参加した4時間目の様子を紹介します。
今回は、学校薬剤師の西島先生と浜松東警察署生活安全課の小林様・竹下様をお招きして、薬学講座を開きました。

西島先生には、日頃のお薬の使用方法を皮切りに、主にたばことアルコールの害について教えていただきました。女性の喫煙率は上がっているというお話は驚きでした。
たばこは周りの人や将来の子供の成長にも、大きな影響を与えることを学びました。
お酒は肝臓や脳に影響するので、発達過程の10代は絶対に口にしないこと、女性は急性アルコール中毒になりやすいので、20代になってからも気を付ける必要があることが分かりました。

お話の最後に、たばこは生涯手を出さない、アルコールは20歳までは飲まない、など、若い頃からしっかりルールを守っていると、怪しい誘いに遭いにくい人になれます。
と、お母さん世代の西島先生から、芯のある生き方のヒントを頂きました。

中学生は竹下様から、高校生は小林様から、どんな形で10代のみなさんが薬物乱用など犯罪に巻き込まれてしまうのか、具体的な手口を教えていただきました。
危険は、いかにも怪しい人が運んでくるのではないのですね。
まだお家の方や先生方に守られてきた中ですが、いずれは自分の体は自分で守る力をつけるために、しっかりこういった講座で勉強してください。
と、心に響くあたたかいメッセージをいただきました。
生徒の皆さんは、お家の方とも、今回のお話を話題にしてみてくださいね。


1時間目は、高校生の講堂朝会でした。
校長先生より、改めて女子校の良さと特色、そして1年に1度西遠で行われている、女性学講演会を振り返るお話がありました。

時折各学年から数名、校長先生から指名を受ける場面がありましたが、それぞれきちんと自分なりの答えを述べることができ、「さすが高校生!」という感じでした。

高校1年生は、学園祭のホームルーム展に向けて、テーマを決めるためのパネルディスカッションを行いました。
昨年に続いて2回目とはいえ、各クラス、活発な討論が行われたようです。



これを受けてテーマを最終決定し、準備に入っていくことになります。
高校1年生の、見ごたえのある展示に向けて大いに期待をしたいと思います。

文責:乗松 大和