長崎での五年生

昨日から五年生は長崎で研修中です。昨日は「原爆と長崎」をテーマに平和学習を行いました。
和田耕一さんをお迎えした被爆者講話では87歳というご高齢でありながらも、原爆を語る時だけは座ってなどいられないと、1時間以上の講話を背筋をまっすぐにお伸ばしになり平和の尊さを説かれるその姿勢に誰もが胸を打たれました。


「微力だけど無力じゃない」長崎の高校生のように私たちも平和を希求し続けていきます。
そして今日は長崎の歴史・文化をグループに分かれて学習しました。
「和漢蘭(わからん)」と称される長崎を満喫したようです。
出島を和装で見学したり、

世界遺産グラバー園を洋装で散策したり、

三菱造船所のクレーンに歓声をあげたり。
また、バスに戻ってきた生徒たちからはこんな嬉しいエピソードが
・制服をかわいいね、とほめられた
・道を尋ねたら目的地まで連れて行ってくれた
・卒業生に声かけられてお菓子をいただいた
・たたずまいが上品だね、私立の学校でしょう?と尋ねられた
などなど。
知識だけでなく心も満たされた研修になっているようでとても嬉しく思います。

文責:渥美敦子