4年藤組HR展「4藤音楽教室」

4年藤組HR展「4藤音楽教室」
4年藤組はパネルディスカッションの結果,「音楽の街,浜松」をHR展で取り上げることになりました。
「音楽の街」というテーマは,抽象度が高く表現することがなかなか難しいなかで,責任者を中心としてテーマを再考し,「音楽の街」を「音楽教室」へ止揚し,みんなで魅力ある音楽教室を作り上げることができました。

この音楽教室の見どころは,
①ハンドクラップ
黒板を使って「ヤマハ」と「河合楽器」の紹介をしているその反対側では,誰でも知っている有名な曲を,手拍子で表現しました。小さな子どもでもわかりやすいように,音符をリンゴにするなどの工夫を凝らしました。

②パイプオルガン
 音楽の街浜松を象徴する楽器といえば,アクトシティ中ホールにあるパイプオルガンです。巨大制作物として作り上げたパイプオルガンは,まさに圧巻の一言。とてつもない労力を費やして完成させました。
 また,その中心にはペットボトルオルガンを設置し,パイプオルガンの音が出る仕組みを見事に表現しました。ペットボトルオルガンに空気をためるために必死になって空気入れを上下させる“先生たち”がいました。

③ゴミからつくったギター
 最後に設置してあったギターは,パイプオルガンなどを作る際に出た廃材を利用してつくったものでした。4年生は,CE(Communication English)の授業で,パラグアイのカテウラで活動しているリサイクル楽団について学びました。そこでは,ごみ集積所から集めた廃材を利用して楽器を作り,演奏をする「カテウラのリサイクル楽器オーケストラ」の方々について学び,英語だけでなく環境問題について考える機会を得ました。
今回のHR展では,授業で学んだ内容を実際にいかして,英語と現代社会の抱える課題というテーマの融合を見事に表現することができました。

4年藤組は,「抽象的な概念をテーマに落とし込むということに挑戦し,表現することができた」ため,見事チャレンジ賞を受賞することができました。
HR展責任者をみんなで支えながら,自分たちの力で取り組んだ今回のHR展はとても充実したものになったと思います。良質な感動と本物の達成感を感じることができたのではないでしょうか。
クラス目標である「藍を志し青」にまた一歩近づくことができたなぁと,心から感じました。

文責:4年藤組担任