夢を拓く

昨日は、各学年「総合的な学習」の様々なプログラムが実施されました。
中学2年生の「夢を拓くキャリア講座」もその一つで、
国際ソロプチミスト浜松の皆様が西遠を訪れ、
中2の生徒たちに、自らのキャリアをお話してくださいました。
人生の大先輩からのお話に、生徒は真剣に耳を傾けました。
人生の後輩たちにお話をしてくださったのは、3人の皆様です。

小児科医として長年活躍され、昨年3月に惜しまれながら医院を閉じた岡本敏子様。
ソロプチミスと浜松設立時からの会員として、ますますエネルギッシュに活動していらっしゃいます。

二期会会員で声楽家、浜松市やらまいか大使・ふじの国静岡大使でもある本多厚美様。
昨年に続いて、今年も「アツミメソード」で生徒を元気にしてくださいます。

そして、会社役員で海外でのお仕事も多い鷲巣弘子様。
ソロプチミストのトップリーダーとして、グローバルな視点で生徒たちに世界に目を向ける大切さを語ってくださいます。
3人の皆様の講座が行われている教室をちょっとのぞいてみましょう。
音楽室に行くと…

本多先生のピアノに合わせ、2年生が両手を挙げて歩き回っています!
ちょっと恥ずかしそうな2年生に、本田先生からはだめ出しもあって、
生徒たちはだんだんと心を開き、大きな声を出せるようになっていきます。

次は岡本先生のお部屋へ。

「医者になるのは、成績が優秀というだけではダメ。人が好き、ということが大事です」というお話に、深くうなずく生徒たち。
京都で幼少期を過ごされた先生ご自身の歩みもご紹介くださいました。
関西弁での説明には笑いも起こっています。

そして、最後に鷲巣先生の教室へ。
「ガラスの天井」のお話も出て、まさに世界の女性の生き方について教えていただいた生徒たち。
皆で、マララ・ユスフザイさんのスピーチを聴きました。

最後に生徒が一人ずつ感想を述べました。

鷲巣先生のお話やマララさんの演説が確実に心に届いているのが分かりました。
人生の先輩に聞く「人生の夢」の拓き方。
生徒たちにとって、大きなステップになったのではないでしょうか。
ソロプチミストの皆さんは、西遠の生徒たちの成長を皆さんで見守ってくださいます。
今回も、3人の講師の皆様と、3人のメンバーの皆様が、西遠を訪問してくださったのですが、
元気あふれるソロプチの皆様の姿に、同じ女性として私自身も背中を押されます。
女性と子供たちの幸せを考え、ボランティアの精神を持って活動される国際ソロプチミスト浜松の皆様、第2回となる「夢を拓くキャリア講座」の開催、本当にありがとうございました。