姉妹掃除が育てるもの

今日は、雨上がりでグラウンドの状態が悪いため、放送による全校朝礼となりました。
今日、マイクの前に立ってくれたのは、先月末まで姉妹リーダーを務めた高校3年生の鈴木さんです。
姉妹リーダーの任務を終えて今思うことを、全校生徒に向けて発表してくれました。
・最初は空回りしたこと。
・自分からの声掛けで、メンバーとの距離を縮めることができたこと。
・「ありがとう」を意識して、積極的に声掛けしたこと。
・リーダーを務めて、周りを気遣うことの大切さに気付いたこと。
・最初に勇気を出して一歩踏み出せば、異学年のメンバーとも気軽に話せるようになること。
・姉妹グループの雰囲気はメンバー全員で作るものであること。
鈴木さんは自分のグループのメンバーに「このグループでよかった」というメッセージを伝え、最後に、「一歩踏み出すと、違う景色が見える」と語っていました。
一歩踏み出したら、そこには今までと違う景色がある…いい言葉だなあ、実感がこもっているなあ、としみじみ思いました。
姉妹ピア活動で得られることはたくさんあります。
高校3年生一人一人が、表現は違っても、きっと鈴木さんと同じように何かを得て、今までとは違う景色を見ているのだと思います。

引き継いだ高校2年生のリーダーたちは、まだ慣れない立場で悪戦苦闘しているかもしれません。
リーダーには、やはり「しっかりしてください」という要求をしています。
「そんなこと言ったって無理だよ」と内心不満を持っている人もいるでしょう。
でも、一歩踏み出したら見えるものが違ってくるという先輩リーダーの言葉は、現リーダーの背中を間違いなく押してくれるものです。
また、姉妹グループの雰囲気はグループ全員で作るものだという言葉も、全校の生徒が意識してほしいと思います。
「このグループでよかった」とみんなで言い合えるグループにしたいですね。
先輩からのメッセージが、これからの日々にどんどん生かされますように。