7月4日(土)の全校講堂朝会の感想をご紹介しています。「あなたは自分のランプの灯をどう掲げますか?」という問いに、「何からどう学ぶのか」という視点で答えてくれた生徒たちの感想を今日は紹介します。
過去の話から学ぶ
私は今回、今年度最初の講堂朝会の内容を思い出して、お話を聞きました。「矜持」という言葉は、私が西遠に入学して初めての講堂朝会でも聞いた熟語で、今でも覚えています。今日の朝会が終わった後、自分の学年の下駄箱を通り、体育館シューズや靴類はどうなっているのか、もう一度確認をしました。どれもきちんと整頓されていたので、学園祭や参観会がある日はもちろん、高校生になっても校内の清らかで美しい雰囲気を保ちたいです。矜持≒「プライド」「誇り」だと教えてくれたことを社会に出ても忘れず、整理整頓をこれから先も心がけていきたいと思いました。また、壊れていた講堂の幕を見て、幕を作った人々のことを思うと、私は「菊作り 菊見るときは 陰の人」という句を思い出します。この句には「華やかに咲く菊を見るとき、多くの人はその美しさに目を奪われるが、その裏には人知れず苦労して育て上げた人がいる」という意味があります。今回のお話を聞いて、講堂自体も幕も内装も職人の努力や苦労によって建てられたのだと改めて感じました。(中学3年)
この記録を書く前に、過去の自分の講堂朝会の記録を読み直してみました。振り返ってみると、過去に自分はどんなことを考え、どんなことを学んだのかがよく分かります。しかし、今日、校長先生が最初にお話されたように、「傘立てや靴箱はその後、どうですか?」と聞かれ、ギクッとしました。4月18日の講堂朝会の記録には「整理整頓を意識したい」と書いてありましたが、その後は1週間ほどしか実践できずに終わりました。私はこれは深く反省するべきだと思いました。思っているだけでは、周りは綺麗にはならないと今回反省したので、今日からはしっかり意識して行っていきたいと考えています。また、当番任務も入学した当初は、きっちり行うことができていましたが、現在は細かい所がおろそかになっていると感じました。校長先生がおっしゃったように注意されたら悪態をつくのではなく、素直に受け止め、学ぶ機会をえられたことへの感謝を感じ、日々の生活に活かしていきたいです。まずは小さなことから始めていきます。(中学3年)
今回の講堂朝会のお話で、特に「誰も見ていないところでも責任を持ち続けられるのか」という言葉が心に残りました。ブログには「誰かのために思いやりや優しさを掲げる」という言葉もありました。「誰かのために」という姿勢は、社会のいろいろな場面を支えている大切な姿勢だと思います。その姿勢を、誰も見ていないところでも持続し、責任を持ち続けるということが、人としての誠実さなのだと思いました。私は、このお話を聞いたとき、ある和歌を思い出しました。「あれを見よ 深山の桜 咲きにけり 真心尽くせ 人知らずとも」という、作者不詳の古い歌です。誰も見ていないところでも、人に知られなくても、真心を尽くす、というところに、今回のお話と通ずるものがあると感じました。私も、人を思いやり 優しさを掲げる姿を持ち続け、誰にも見られていなくても、責任感ある行動ができるような誠実な人になりたいです。(4年)
「よく生きる」ということについてのお話は、先日の静思堂指導で学園長先生がお話しされていた内容とも重なる部分がありました。今回最初に話された当番任務のことや、「責任を持つこと」「誰も見ていなくてもすべきことはする」といったことは、まさに「よく生きる」ということにつながるのと感じました。今回、改めて、これからも一つ一つの役割に責任を持ち、周囲への感謝や思いやりを忘れずに生活していきたいと思いました。(高校2年)
先輩・仲間から学ぶ
前回の講堂朝会で、先生がお話ししてくださった「灯を高く」について集会記録にかかれた先輩が多く、先生がたくさん読んでくださいました。歌のことに加えて、パフォーマンス大会で6年の先輩がやったダンスのことを一緒に書いている方が多く、さすがだなと思いました。読まれた方の書き方を参考にして、集会記録を上手に書けるように頑張ります。(中学1年)
6/20の講堂朝会で校長先生が学園の歌の「灯火を高く」でヘレンケラーについてお話をしてくださいました。私は、そのお話から寄せられた様々な学年からの感想を聞き、とても驚いたことがあります。それは、多くの人が伝記を小学生から読んでいたり、または伝記が好きだったりということです。私はとても本や伝記などを読むのが苦手で小学生の頃はファンタジー系の物語ばかり読んでいました。だから小学生の頃から、歴史の偉人に興味を持っていることはとてもすごいと感じました。中学生になり、私もそれなりに難しい本を読めるようになりましたが、これからは伝記などのジャンルが違う難しい分野も読んでみようと思いました。(中学3年)
私は矜持・プライドという意味があまり理解できていない部分があります。だけど、周りの先輩たちを見ていると、お客様が西遠にいらっしゃったときにはしっかりと挨拶をしていたり、先生方が困っているところを見かけたら積極的に手伝いに行くなど、自分から行動している場面を多く見かけます。それが西遠生としてのプライドを持つと言うことではないかと考えました。そのような、先輩方の良い部分を真似して、実践していくことができたら良いなと思いました。(中学3年)
私は今回の講堂朝会を受けて、生きることができている今、自分は何をするべきなのか、自分には何ができるのかを考えさせられました。特に、どんな小さな仕事でも責任を持って続けることが、自分だけでなく周りの人のためにもなるということが心に残りました。最近これを感じたのはパフォーマンス大会の練習をしている時、責任者の子たちの指示に従いクラスでより良いものを作っていくのは当たり前ですが、責任者ではない子が責任者の指示に必ず返事や提案等の反応をしている事に気がつき、この反応があるから練習を空気良くできているのかもしれないと思いました。一人一人が大切な役割を果たすことで、学校生活が支えられているのだと改めて感じました。また、「ランプの灯」は自分の行動や努力を表しているというお話を聞き、自分の毎日の行動を見直すことの大切さも学びました。小さなことでも手を抜かず、責任を持って取り組むことが、自分自身の成長につながるのだと思います。(高校3年)
自身から発信する
4月の講堂朝礼で、整理整頓のお話を聞いて、私は体育館シューズ袋の紐が出てるなと思ったので、シューズ袋の紐をしまうように心がけました。2、3ヶ月気をつけたところ、紐がたれてこないようにいれるコツを掴むことができ、今は良い癖がつきました。ですが、自分一人できただけでは完全に美しくならないので、その入れるコツを伝授したり、「紐出てるよー」などの声掛けもできるようにしたいです。(中学2年)




集会記録の自分の記述を再確認したり、過去の講堂朝会や学園長先生のお話を結び付けて考えたり、先輩や仲間、後輩の言葉に刺激を受けたり、西遠生は様々な形で新たな発見をし、視野を広げ、考えを深めています。その学びの姿勢が、今年度の統一テーマ「想いをつなぐ。ここから始まる。」の理解と実践につながっているのだと思います。

