
夏休みが終わり、学園に生徒たちの元気な声と笑顔が戻ってきました。
今朝一番意味付けた光景は、バレー部の生徒たちによる清掃の姿です。落ち葉や銀杏を一生懸命ほうきで集めてくれる姿に、さわやかな感動を覚えました。バレー部の皆さん、ありがとう!



元気に登校する中高生の笑顔も、うれしいものです。
ひさびさに正門に立ったら、7月とは違って日陰が伸びたな、と思いました。蚊には刺されまくりましたが…笑。



授業始めの式では、「この夏の出会い」「発見」「新たな行動」を周囲の友達に伝え合ってもらったのち、各学年1名に聞いてみました。こういう時間を持つのは、皆さんに「メタ学習」をしてもらいたいからです。俯瞰的に自分を見る時間を作ること、それが皆さん自身の立ち位置を確認することにもなり、課題にも気付けるのです。
私自身はこの夏の出会いとして次の3つを紹介しました。
☆NHKスペシャル「少女たちの戦争」を見て戦争の怖さを改めて知ったこと(8月17日「戦争に関するテレビ番組を見て」へ)
☆ICC所長の赤根智子さんの会見とインタビューから感じた彼女の強さ、使命感
☆オードリー・タンさんのインタビューを見て、AI時代に大切なことは何かを考えたこと
赤根智子さん、オードリー・タンさんを知っているか、と尋ねたら、ちらほらとだけ手が挙がりました。知らなかった人は今日知ってくださいね。白板にも登場しているお二人です。


今回、赤根さんとオードリー・タンさんのお話の中で出てきた2つの英単語も、ここでご紹介しましょう。
Solidarity:連帯・団結
Plurality:多元性・多様性
赤根さんは、今回のアメリカからの制裁措置が発表された時、ICCの職員から次々、この「Solidarity」という言葉をかけられたそうです。仲間の連来・団結にどれだけ彼女は励まされたことでしょう。
オードリー・タンさんが大事にしている考え方は、「Plurality」。そこには、誰が勝つかではなく、「誰一人取り残さない」ことが大切、という彼の信念があります。一つの価値観だけしか世にないとしたら、難しい時代に対応できなくなる、多様な考え方がこれからは大切なのだ、と彼は言います。
お二人のお話には、「いかに生きるか」のヒントが詰まっていました。生徒の皆さんに紹介しながら、「いかに生きるか」の問いは私自身に突き付けられていると感じています。今の日本で、今の世界で、どう生きていくべきか――それはとても重い問いですが、しっかりと考え、自分なりの答えを形作っていこうと思います。
明日は実力テスト(中3の皆さんは学力判定試験)。しっかり向き合ってください。
そして、休み明けの学園生活で、どんどん挑戦し、成長していきましょう。

