授業を終えて

西遠の平成26年の授業が終わりました。
明日は「授業納めの式」ですが、
授業は本日6時間目または7時間目をもって終了です。
私は、1時間目に6菊、6時間目に6藤に行きました。
このうち、6藤では
「先生、私ら、これが6年間で最後の授業だに!」
 ※1月からは授業形式ではなく、センター学習会となるので。
「あと45分で授業が永遠になくなっちゃう!」
 ※7時間目がある人もいますってば。
「最後だよ!最後!どうするー?」
 ※いや、どうすると言われてもねえ…。
皆さん興奮状態に陥っております。
だからと言って、
「クリスマストークショーにして!」
 ※それはあり得ませんから。
授業です、やり残していた日本文学史!
藤組は新感覚派までで中断していたので、ちゃんとやらねば。
とはいえ、私自身も6年生最後の現代文の授業ですから、
ラストはこれを、というものを持参していきました。

高村光太郎の詩「道程」です。
あまりにも有名な詩ですから、皆さん、特に最初の2行はご存知だと思います。
「僕の前に道はない/僕の後ろに道は出来る」
この詩が書かれたのが1914年。
今からちょうど100年前なのです。
父親との確執、デカダンス、そして真の理解者である智恵子との出会いを経て、この詩「道程」が書かれたことをお話し、
6年生の菊組&藤組の3か月間の現代文の授業を終わらせていただきました。
短い授業担当でしたが、この詩ぐらいは覚えていてくれたらうれしいです。
さて、今日はたくさんのお客様とお話しました。
NPO法人てくてくを運営する卒業生の先輩お二人、
大学の大先輩でもあり、我が子たちの恩師でもあるS先生、
西遠レストランをお願いしているヤタローの皆様、
そして66回生久々の訪問。

校長室らしい背景で撮りたいとのことでしたので、「力の限り」の書の前で。
S先生には、素晴らしいプレゼントをいただき、大感激しております。

一方、校長室を訪ねてくださったお客様方に「?」と思われたのが、書棚でして・・・、

ジャミラ2体、マトリョーシカ、そしてアイルランドの陽気なおじさん、萬福寺のお土産の布袋様に加え、
このたび、オイル怪獣「ペスター」が仲間入り致しました。
先日怪獣談議にお花を咲かせたOさんがおうちから持ってきてくれました!
ジャミラたちも喜んでおります、ありがとう!
・・・というわけで、書棚の一番上の段で憩う人形さんたちでした。
明日の授業納め、
2014年の〆ですから、
きりっとした気持ちで迎えたいと思います。