待ち遠しい十月! 学園祭

7月、学園祭に向けて実行委員も始動しました。催し物部も、出演する各部の紹介から活動スタートです。七つの部が、10月4日(土)5日(日)にステージで熱演しますが、今日は琴部の様子をお届けします。
さっそく生活会館二階の作法室にお邪魔しました。二間続きの和室に、たくさん琴が並んでいます。あっ、お掃除で一緒の先輩が…

Q:あの、六年の先輩も演奏するんですか。部長さん。
A:ええ、受験で忙しいんですけど、琴は出演してくれる先輩が多いんです。私たちもしっかりしようっていう気になります。

Q:この書取帳のますに数字が書いてあるようなのが、
A:楽譜です。琴には十三弦と十六弦があります。十三弦では、低い音の弦が一、高くなるにつれて数字が増え、十の次が斗、次が為、一番高いのが内です。
Q:ここに「偽」ってありますが、これは。
A:これは「為」の横に「レ」がついています。「レ」は弦を押して、半音高くするという印です。
Q:うまくできているんですね。
A:初めて見るとびっくりしますが、日本の伝統楽器を弾くのは楽しいです。夏休みは時間もとれるので、集中して練習し、いい演奏をお届けしたいと思います。六年の先輩と弾く「虹色の風」をぜひ聞きに来て下さい。

中学1年から高校3年まで、しとやかな中にも熱気の籠もった作法室でした。

文責:三井 健一