中学2年生入寮の一コマ

今日は先週から始まっている中学2年生の入寮の作法指導にちょっとお邪魔してきました。
今回は「座布団の扱い方」、「洋室での出入りの仕方」、「お客様への茶菓の出し方」を学びました。
新しいことを学ぶ前に中学1年生の時に入寮して学んだ「お辞儀の仕方」の振り返りをしていました。
草礼・行礼・真礼とより丁寧なお辞儀になるそうです。
一番丁寧な「真礼」・・・目線は足首。

「座布団の扱い方」
まずは裏表・前後の見分け方(柄や縫い目などに注目)や座るときの模様の向きなどについて一生懸命ノートに取っていました。
座るときは”わさ”が前だそうです。


「洋室での出入りの仕方」
出るときは一気に開けずに手のひら一枚分くらい開けて外の様子を確認します。
下がるときは左足、進むときは右足から出すことやドアノブを持つ手の持ち替え、向きの変え方など学びました。


指導生や同級生が見守るなか何度も練習します。

「お客様への茶菓の出し方」
お盆・茶托・茶碗の向きなど注意しながら同級生同士で練習します。


最後に実際のお茶とお饅頭を使っての実践します。

どの場面でも先輩である4年指導生が暖かく見守りながら指導する様子が印象的でした。

文責:穐山 義哉