令和元年度薬学講座

本日の5時間目に学校薬剤師の西島様と浜松東警察署生活安全課の柏谷様にお越し頂き、6学年揃っての薬学講座が開催されました。

西島様からは「アルコール」、「タバコ」、「薬物」の害についてのお話を聞かせていただきましたが、話の前に本校の演劇部員による寸劇が行われました。
身近な大人や、先輩、友人からお酒・タバコ・薬物が勧められる場面が再現されましたが、実際にありそう&断りにくい
状況から上手に回避するまでが演じられました。(なかなかの熱演だと思いました!)

柏谷様からは違法薬物とネット利用についてのお話を聞かせていただきました。

最初に一般市民が違法薬物の運び屋にさせられ、犯罪者となってしまうストーリーのDVD観賞しました。
海外で知り合った外国人から「仕事の書類を日本に届けて欲しい」と荷物を預かり、日本の空港で逮捕されてしまう話と、海外で預かった荷物を日本に運ぶという簡単で高収入のバイトを引き受け、現地の空港で逮捕されてしまうドラマでした。
後者は、現地の法律で裁かれるため、薬物犯罪に厳格な国の場合、死刑もありうると聞き、恐ろしく感じました。
私たちの住んでいる静岡県で、薬物犯罪で逮捕される未成年者の数を教えていただき、数の多さに驚かされました。
誘惑されてもきっぱりと断る意志が必要だと強く思いました。
ネット利用では、フィルタリングの重要性や、未成年者が巻き込まれることの多い「自画撮り」についてのお話を聞かせていただきましたが、相手の顔を見えないSNSのやり取りは本当に気を付けて欲しいと思います。

文責 穐山 義哉