『フォトスポット』を求めて

西遠では、さまざまな季節で、思わず写真を撮りたくなる場所がたくさんあります。

その中でも、断トツなのが「春の桜」です。学園内の複数の場所に、種類の異なる桜が植えられています。青空の下、桜が美しく咲いた場所でクラスの集合写真を撮るのが西遠の定番です。

高校3年生にとっては、西遠の制服を着て撮ることができる最後の桜。冬の寒さがしばらく続くと思っていた3月中旬、急に暖かい日が増え、桜も急ぎ足で咲き始め、担任は焦りました。

春休みに登校していた生徒を集め、とりあえず1枚パチリ。

↑この日はクラス全員が揃っていなかったのと、青空ではなかったので、後日もう一度写真を撮りました。

気を取り直して、数日後に場所を少し変えて写真を撮りました。

クラスメイトを待つ人々

空は青いですが、まだ全員揃わず…

そして、新学期初日、「全員揃っていて」「晴天」「桜がまだ咲いている」と3つが揃ったのでもう一度写真撮影。

6年生、最後の「桜」との写真撮影を終えることができました。

この日は、多くの学年・クラスが写真撮影をしていて、正門前は順番を待つ列ができていました。桜は満開を過ぎ、花びらがハラハラと舞い散る中の写真撮影となりました。ひらひらと待ってきた花びらを、キャッチしようとする後ろ姿もありました。

今後、ツツジやバラも咲き始めます。ジャカランダも紫の花をつけます。6月には紫陽花も南館の前に美しく咲き誇ります。季節の移ろいを感じられることに、幸せを感じることができる西遠の学園生活です。

文責 長田真紀子