“自然科学”って?

“自然科学”って、どんなイメージですか?
“自然科学”=“理系”ってイメージが、みなさんにはないですか??

私は、“自然科学”≠“理系”だと考えています。
たとえ、“理系”ではない、理科が嫌いであったとしても、
生き物や植物と関わったり、“自然”に触れた経験はあるはずです。
知らないうちに、“科学”している経験もあります。

動物園に行った、シャボン玉をした、など、
日々の生活の中に、“自然科学”があふれ、
意識しない、雨上がりの済んだ空気、ですら、
見方によっては、“自然科学”になります。

小さい時に楽しかった、キラキラした“自然科学”は、
年を重ねるごとに、消えていってしまいます。

肩肘張らない、意識しない、気づけばそこにある、
そんな“自然科学”は、日々の生活に“色”を与え、
私が大切にして欲しい“ものの見方”そのものです。
これは、“自然科学”に限ったことではありませんが。

“自然科学”を多面多角的に考え、紐解き、
社会に出ても活きる、楽しめる“自然科学”を目指し、
今年度の自然科学部は、活動を重ねてきました。
そして、個々のオリジナリティを部として集結し、
“自身が楽しむ”を第一に“カタチ”にしてきました。

今日は、現在進めている、その“カタチ”の一部を紹介します。
① 浜松市動物園コラボグッズ

浜松市動物園さんとのコラボを目指し、話し合う中で、
数ある案の中から、グッズ製作が決定しました。
グッズに合う動物の現地調査などを経て、
動物の選定、いくつかのデザインを提案した上で、
その一つが、遂に“カタチ”になります。
この販促用ポップも現在、作成中です。
3月中旬、動物園の店頭に並びますので、
是非、お手に取ってみてください。
動物が絡んでいるので、これも一つの“自然科学”です。

② フラワーパーク植物紹介板 

フラワーパークさんとのコラボの形を考える中で、
3月23日より始まる花博でのスタートに向け、
1年間、何ができるかの話し合いを進め、“カタチ”になりました。
写真のように、植物の選定やイメージ作りのため、現地にも訪れ、
自分たちにしかできない独創性の高い、紹介板に仕上げています。
現在、製作を進めており、花博開幕に際して、
温室を中心に、掲示をしていただけることになっています。
GW明けには、“お花を使ったボディペイント”の、
イベント企画・運営も決まっていますので、
是非、彼女たちの“自然科学”に注目してみてください。

このように、“自然科学”一つとってみても、
固定観念や先入観などを排除し、物事を多面多角的に、
意識的に捉え、動いていくことで、新たなものが創り出されます。

“何となく”の“生かされている”ではなく、
“自ら意識的”に“生きる”ための一つとして、
みなさんも、本当の“自然科学”をしてみてはいかがですか?

文責 小林 俊樹