女子校って面白い! 12

西遠の「総合的な学習」の時間には、先輩が来校し、後輩にアドバイス!というプログラムが用意されています。
本日27日(土)には、高校2年生の教室を5人の卒業生が訪れました。
「卒業生と語る」の授業です。
訪れてくれた先輩は、社会人になって活躍を開始している20代の皆さん。
久しぶりの母校、久しぶりの恩師との対面を懐かしみながら、
後輩の待つ教室に向かってくれました。





銀行や病院、企業の開発室、劇団等に勤務しているみなさん。
それぞれの仕事内容や、大学時代のお話、そして西遠での学園生活、受験勉強などなど、生徒の様々な疑問・質問にも丁寧に答えてくれました。
悩み多き高校2年生の担任の先生方からも質問が飛んでいました。
同じ黄色いラインの制服を着て、西遠での四季を過ごした先輩たちのお話には、
先生の名前も登場すれば、部活や生徒会や行事の話も登場します。
後輩たちは、こうして身近な先輩をロールモデルとして、自身の将来像を考えていくことができます。
授業終了後、本館の廊下や応接室で、個別に質問をする後輩の姿も見られました。
今は苦しい勉強も、数年先の自分を思い描くことで、光明が見えてきます。
先輩たちの細やかなアドバイスに大きくうなずいている高校2年生の横顔から、
こうした先輩との触れ合いの時間がいかに有意義であるかが伝わってきました。
先輩の皆さん、貴重なお話をありがとうございました。
今日アドバイスを受けた後輩たちもまた、
いつかそのまた後輩に優しきアドバイスをしてくれる・・・、
そんな絆を嬉しく想像しています。