ステラ

疲れて帰った私に、小さなご褒美が届いていました。

定期購読している「ステラ」という雑誌が届いていたのです。正式名は「NHKウィークリーステラ」。

小さい頃から、「グラフNHK」という名前の冊子が我が家には毎月届いていました。お正月号には、大河ドラマの登場人物一覧が必ず載っていました。小学5年生の時、十二単のステキな女優さんたちがページを飾った「新・平家物語」特集に魅せられたことを今も覚えています。百人一首の絵札のようなきらびやかな衣装→女優さんキレイ!→登場人物名とその紹介文を読んでみた→平家の女性たちってすごい!・・・こうして、それまで全く興味のなかった歴史への興味が初めて湧いたページだったのです。

今夜開いたステラは「思い出の大河ドラマ全59作」の特集でした。

1963年に始まった大河ドラマを固唾を呑んで観ることは、私が物心ついたときには、すでに我が家の日曜8時の習慣になっていました。第4作の「源義経」の終盤での緒形拳演じる弁慶の壮絶な最期が、私の「大河ドラマ」最初の記憶です。歴史への興味をもたらした「新・平家物語」は第10作。第16作「黄金の日日」が私のベスト1大河ドラマです。

第8作の「樅ノ木は残った」は、もう平成になってから総集編がBSで再放送されました。小学生の頃、主人公が暗殺されたシーンがとても怖かったのですが、大きな疑問が残っていました。「なぜ冷静沈着な主人公がいとも簡単に暗殺されたのか」・・・幼い自分には理解できなかったことでしたが、総集編再放送の時、初めて理由がわかりました。原田甲斐という主人公の己を犠牲にした行動だったのです。感動した私は、原作である山本周五郎の「樅ノ木は残った」をすぐに読みました。すごい原作、そしてすごい番組だ、と改めて思いました。(「樅ノ木は残った」は「西遠生にすすめる本」に入っていますので、高校生の皆さん、ぜひトライしてください。)

「○〇ロス」という言葉がよく使われるようになりましたが、私が大河ドラマで初めて「来週から見る楽しみがない」と落ち込んだのは、第36作「毛利元就」(1997年)でした。その頃、「○〇ロス」なんて言葉はまだなかったけれど、上川隆也さん演ずる、元就の長男毛利隆元が暗殺されてしまった回を観てからの私は、間違いなく「隆元ロス」でした。

今回の「ステラ」に掲載されているのは、大河ドラマの特集だけではありません。8月の「戦争と平和関連番組」の特集ページもありましたので、そこで見つけたいくつかの番組をご紹介しますね。

☆8月8日23時 Eテレ「ETV特集 『焼き場に立つ少年』を探して」

☆8月13日22時 総合 「#あちこちのすずさん 若者が語る戦争」

☆8月15日18時 Eテレ 「#アンネ・フランク 時を超えるストーリー」

☆8月15日19時30分 総合 国際共同制作 特集ドラマ「太陽の子」

6日の「広島平和記念式典」、9日の「長崎平和記念式典」も忘れてはならない中継番組です。この両日の放送で、両市長の「平和宣言」を心に刻みたいと思っています。

他にもたくさんの「戦争と平和」の特集があります。生徒の皆さんがご家族の皆さんと共に、こうした番組の中の一つでも視聴してくれたらうれしく思います。

以上、愛読誌「ステラ」からの紹介でした。