デーンバンクの皆さんとの4日間

オーストラリアのシドニーにある女子校デーンバンクは、西遠の「提携校」です。
語学研修を中心に、シドニーで今まで中学3年生が大変お世話になりました。
そのデーンバンク校から、日本語を学んでいる中学生の皆さんが日本へ研修旅行に!
広島・京都・東京を楽しむ旅の行程に、西遠滞在を組み込んでくれました。
お話をいただいてから、西遠では、学園祭の週にデーンバンクの皆さんとどういった交流が可能だろうかを会議などで話し合いました。
生活会館で過ごしていただくという案もあったのですが、デーンバンクではホームステイを希望していると伺いました。
そこで、今年度4月のPTA総会の折に、ホストファミリーを募集しました。
そして、浜松に滞在する4日間のプログラムを、国際課を中心に決め、一行の到着を待ったのでした。
デーンバンクの一行が西遠に到着したのは、10月4日の夕方でした。
ホストスチューデントたちは、事前にメールを交換したりして、この日の出会いを心待ちにしていました。
対面は、生活会館。
ホストファミリーとの出会いです。







それぞれのご家庭へ向かい、ホームステイがスタート。
翌5日の朝には、全校で歓迎の式が講堂で行われました。

高校生徒会長からの歓迎の言葉。
日本語でゆっくり語りかけました。
続いて、デーンバンクの皆さんが一人ずつ自己紹介をしてくれました。

みんな流暢な日本語です。
先生からもご挨拶がありました。

歓迎会の後は、ホストスチューデントや高校3年生有志が、校内見学ツアーに一行を連れて歩きました。


弓道部や百人一首部での交流と体験の時間を過ごした後、一行は高校3年生有志と共に、遠鉄バスに乗って街歩きへ。
ゆりの木通りの皆さんのご協力をいただき、浴衣に着替えました。

立ち食いそばやうどんを注文するという体験も!

座って食べました!笑

このあと、小グループに分かれて、ザザシティやメイワンを歩き、浜松という街のありのままを味わってもらいました。
英語と日本語をお互いに使いながら、高3生のエスコートでの街歩きは、デーンバンクの皆さんにも楽しい思い出になったのではないでしょうか。
ゆりの木通りの皆様、ご協力ありがとうございました!
6日(土)は、学園祭を楽しんでいただきました。
高校2年生4クラスのHR展を「外国人審査員」として見学してもらいました。
その結果は・・・8日のブログでご紹介したとおり、5年菊組が「外国人審査員賞」に選ばれました!
この日、学園祭の一般公開が終わった後に、ホストスチューデントと共にお菓子とジュースでささやかなフェアウェルパーティーを開きました。
すっかり打ち解けて、楽しい会話が続きました。
聞くところによると、西遠麩菓子はとてもおいしかったそうです!




みんなで記念撮影。

この夜は、ホストファミリーと最後の夜を過ごし、7日(日)の朝、浜松駅に集合。
涙のお別れをし、一行は東京へと向かったのでした。
今日、一行はオーストラリアへと帰国の途につきます。
日本での滞在期間中、浜松で4日間を過ごしたデーンバンクの皆さんに、西遠生との交流が大事な思い出となれば幸いです。
ホストファミリーに名乗りをあげてくださった皆様にも心より御礼申し上げます。
ホストスチューデントを務めた生徒、そして交流した生徒の皆さんにとっても、この4日間が素晴らしい思い出となりますように。
さらに、この4日間の出会いが、何かのきっかけとなり、未来への道を拓くことになりますように。