秋休み中の学園で

現在、西遠は秋休みの真っ最中です。
とはいえ、部活動によっては、大会や試合に向けた練習も行われています。
そして、受験を控えた高校3年生は、一日中机に向かう「登校学習」で頑張っています。
今日の午後、校長室の窓の外から、落ち葉を掃く音が聞こえました。
外を見ると・・・
4人の生徒が落ち葉掃きをしています。

高校3年生が、「ちょっと体を動かしたくなって」「気分転換に、ね!」と
正門付近の落ち葉を片づけていてくれたのでした。
今年の高校3年生は学園祭の2日間も、朝から落ち葉掃きのボランティアに名乗りをあげてくれました。
こうして秋休み中も、学園美化に努めてくれるなんて、と大感激です。
気分転換なら「ベンチでおしゃべり」、体を動かすなら「ラジオ体操」で、ってこともあるはず。
その時間をお掃除に費やしてくれるなんて、頭が下がります。

4人のボランティアメンバーたち。
ホントにありがとう!
さて、今日10月11日は「国際ガールズデー」。
「あなたがなりたい自分になれれば、必ず世界は変わります」
という言葉が目に入りました。
国連広報センターのツイッターです。
 →こちらからどうぞ。こちらで動画も見られるかな?
西遠の生徒たちにも、この言葉を贈りたいです。
世界には、満足に教育を受けられない女の子が数多くいます。
望まぬ結婚を低年齢で強いられる女の子もいます。
終業式で今年のノーベル平和賞受賞者のお二人についてもお話しました。
性被害を根絶しようと奔走しているアフリカの医師デニス・ムクウェゲさんと、
人権活動家の女性ナディア・ムラドさん。
ナディアさんの勇気と行動力には、女性の一人として心から敬意を抱きました。
国際ガールズデーに、同じ女性として自分の住んでいる環境と、世界各地の女性が置かれた環境について、考えを巡らせてもらえたら幸いです。
【追記
2015年に講演会でご来校くださった早川千晶さんを覚えていらっしゃいますか。
早川さんは、ケニアのナイロビのスラム街で学校を開いています。
そのキベラスクールの女の子たちのために、私たちにできるささやかなこと。
大王製紙が世界の女性たちへの支援活動「ハートサポート」プロジェクトを開始しました。
ハートサポートの支援先が、キベラの皆さんです。
ツイッターやインスタグラムで、#ハートサポート2018 のついた投稿に?(いいね)をすれば、LIKE?(いいね)1件につき1枚の生理用ナプキンが必要としている女の子に届きます。
私たちにできるささやかなことが、一つ増えました。