5月のあれこれ

気づいたら、明日で5月も終わりですね。あっという間に、新年度の4・5月が終わろうとしています。中学1年生にしてみれば、入学、中学の授業、新しい友達、部活入部、姉妹ピア活動、定期テストなどなど、毎日が新鮮すぎて落ち着く暇など全くない2か月だったのではないでしょうか。

今朝の出来事

今朝、正門で1年生が私に意を決したように話しかけてくれました。「先生、この前のお話、感動しました」と。講堂朝会での私の訓話を聞いて、感想を伝えてくれたのでした。「私はマララさんのことを思い出しました」という彼女の言葉に、はっとしました。28日のブログに書いた講堂朝会の内容のまとめに、抜けていた点があることに気づいたからです。

2021年10月16日の「小さな白板」より

私が訓話の中で中学生に訴え、ブログに書き漏らしていたこと、それは「ペンは剣よりも強し」でした。マララ・ユスフザイさんの国連での演説、確かにペンの力について触れられていましたね。

「 1人の子ども、1人の教師、1冊の本、そして1本のペンが、世界を変えられるのです。」

One child, one teacher, one pen and one book can change the world.

今朝声を掛けてくれた1年生のおかげで、「ペンの力」について、その可能性について、再び思いを巡らすことができました。Mさん、ありがとう! 

やっぱり5月は薔薇なのだ

5月は本当に薔薇の美しい季節です。5月の週末になると、フラワーパークかガーデンパークに行きたい思いでうずうずします。今年は、滞在時間45分という強行軍で、バラのアーチをくぐることのできる最終日の午後、浜名湖ガーデンパークにダッシュしてきました。曇り空のもとでしたが、バラたちが優しく迎えてくれました。船で一番奥の「花の美術館」まで行ったのですが、何と乗客は私一人! 「バラのアーチをくぐれる日に来るなんて、お客さん良い日に来たねえ。今日はみんな帰るのが早いから、花の美術館は空いてるよ!」」と船長さん。 船は貸し切り状態で、船長さんのガーデンパーク豆知識を独占できたことも、ラッキーでした。

曇り空の下、花の美術館の薔薇たちを思う存分撮影しました(45分間の駆け足でしたが…)。

今日も、薔薇の写真を見返しては、心癒されているオオバです。今年の5月、ガーデンパークのこの一日だけでなく、西遠のローズガーデンや我が家のバラたちを愛でることができて、幸せいっぱいでした。

地元の華やぎ

地元中野町では、5月22日に松林寺さんの「晋山式」が行われました。(松林寺さんは、昨年度のロング・ウォークのチェックポイントで訪ねた人もいますよね)。
「晋山(しんざん)式」とは、「寺院に新たに住職任命を受けた僧侶が、住職として入寺(晋山)する儀式のこと」(ウィキペディアより)です。晋山式に合わせて、かわいい稚児行列も行われ、中野町のちびっ子たち、中野町出身の皆さんの子どもたちが、たくさん集まり、素敵なお稚児さんの衣装を身にまとい、神妙な面持ちで松林寺さんまで歩きました。

お天気に恵まれ、中野町が幸せな華やぎで沸いた一日となりました。昔々、私も稚児行列に参加したことがあるのですが、写真は残されているものの、残念ながら幼すぎて自分の記憶には全くありません…。

鎌倉殿に泣かされてます

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は毎週楽しみにしているドラマです。小栗旬ファンの私としては、自分の『押し』が大河ドラマの主役として1年間日曜の夜に逢える幸せに加え、三谷幸喜さんの脚本なら間違いなくおもしろいし、最初に興味を持った大河ドラマが「新平家物語」だったこともあって平安末期は好きな時代だし、…本当に日曜18時と20時が待ち遠しいです。

が、鎌倉時代が始まるまでに、本当にたくさんの人々が死んでいきますね。平家が滅亡するのは仕方ないにしても、佐藤浩市演ずる「上総広常」に始まり、木曽義仲、義高、源義経、そして、昨夜は八重さん…。仲間だったり、源氏方だったりした人が、どんどん「淘汰」されていってしまう。これからも史実に沿って、魅力あふれる登場人物が死んでいくわけで、辛いです。辛いけど、見ます。どんどん、非情に徹していく北条義時がこの先、どう描かれるのかを見届けたいと思います。 泣き笑いしながら、脚本の面白さ、縁起の深さを毎日曜に堪能します!

「鎌倉殿の13人」ガイドブック、後編各種を購入しました(写真)が、読むとストーリーが分かってしまうので、なるべく読まないようにしております…。時々、そうっと読んでは、悪いことしちゃったような気持ちになるのでした。高校3年生の時に「黄金の日日」で「五右衛門刑死」までの一週間、テレビガイドを買い、見ないぞ見ないぞ、ドラマが終わるまで中身は読まないぞと思って、でも、逡巡の末にドラマ前にストーリー読んでしまった…という17歳の時の自分を思い出す(というか、あの頃と全く変わりないじゃないかと思う)今日この頃です。

くどいけれど、今日も言いますね。生徒の皆さ~ん、大河ドラマ見ておくと、絶対「日本史」に強くなれますよ~。

以上、5月のあれこれ、雑感4篇でした。