「西遠での成長」を実感する ~中学講堂朝会の感想より~

11月29日の中学講堂朝会では「西遠での成長」をテーマにお話ししました(詳細はこちらから)。感想を集会記録で寄せてもらいましたが、今回は、集会記録の集まりが大変よく、今日その点検がすべて終わりました。点検完了、今回が最速です。これも「西遠での成長」の一つでしょうか?笑

集会記録には、

  • 提出物の締め切りを守れなかったことへの反省
  • 学習時間量を十分とっていなかったことへの反省
  • 3人の女性の生き方への感想
  • 上級生のすごさを見たという驚きや尊敬の念
  • 学年目標達成に向けて、あと4か月間を過ごす意気込み

などが書かれていました。

今日は、その中から、いくつかの感想をご紹介します。

講堂朝会で校長先生のお話を聞いて、感じたことは、自分はまだ自分を甘やかしているということ、そして勉強をなめていたということです。1年生の勉強時間は週20時間なのにもかかわらず、1年の平均は15時間、自分は増やす必要があることに気づきました。今一度自分の生活を見直していきたいです。最近私の軸が揺れ始め、再診断になってしまうことがあります。自分の結果よりも、友人と比べて満足している自分が正直いました。今日、校長先生のお話を聞いて、気が引き締まりました。やってきたことが思い出され、すごくだらしなくかっこ悪く見えました。今の自分としっかり向き合っていきたいと思いました。(1年)

話を聞くうちに、自分のことをすごく考えさせられました。とくに、学年目標のことや学習時間のことを聞いて、「私はちゃんとやれているのかな」と不安になったし、同時に「まだやれることがある」と思いました。中学1年の目標「よい西遠の生徒になろう」を聞いた時、私はその目標があったことをすっかり忘れていたことに気づきました。「よい生徒」ってなんだろうと考えると、急にむずかしく感じました。勉強をがんばることだけが全部じゃないと思うけれど、やっぱり自分で決めたことをちゃんと守ったり、人のせいにせず行動したりすることが大事なんだろうと思いました。また、校長先生が紹介していた先輩たちの集会記録の話も心に残りました。高校3年の先輩たちが、自分の6年間をふり返りながら、感謝の気持ちやこれまでの成長を書いていたと聞いて、「私もあんなふうに思える日がくるのかな」と想像しました。今はまだ毎日いろんなことで精一杯だけれど、西遠で過ごす時間の中で、自分でも気づかないうちに成長しているのかもしれないと思いました。(3年)

私は勉強が苦手で、あまり勉強をしていなかったかもしれません。しかし、最近はしっかりと勉強をして、一週間の目標時間の20時間を達成できるようになりました。前までは、一週間で20時間なんて無理でしょ!と少し切れ気味でしたが、何か月もたってくると、「一週間で20時間勉強できる!」とやる気が出てきたのでこれからは、一週間で20時間という目標を1時間ずつ増やしていけたらいいなと思います。(1年)

二年生の週の学習時間量は21時間です。去年、一年生のときは「そんなにも勉強するの?」と、とても驚きました。ですが、一年もうすぐ二年が経つと「これくらいはやらないといけないよな」「テスト週間のときだけじゃいけないよな」などと考えが大きく変わりました。二年生になり、これまでよりももっと勉強しないと「授業についていけないな」や「テストであまりいい点を取ることができない」なと気付いたので、10月定期テストの少し前から、図書館に6:30まで残り、勉強をするようにしています。部活がない月.金曜日は終礼が終わってから、部活がある火〜木曜日は部活が終わるのが5:30なので、1時間しか勉強できないのでどの科目を先にやろうかなど優先順位を決めて、短い時間でも効率よくたくさん勉強ができるように自分で考えて取り組んでいます。(2年)

高校3年生の学習時間(週)が40時間と聞いて、とても驚きました。昨日のロング・ディスタンス・ウォークでは、歩いているうちに高3の先輩とたくさん話していました。その先輩が、実は週40時間近くも勉強していたのだなと考えると、とても尊敬しますし、そんな素敵な先輩が身近にいてくださって、一緒に話ができて、よい環境だなと思いました。私たち1年生の平均が15時間、高3の先輩の1年生当時の学習時間が26時間約11時間も差があります。「かっこいい先輩になりたいなら勉強しろ」と自分に思いました。(1年)

最後に、6年生の集会記録を聞かせていただきました。一人ひとりがとても丁寧に、かつ心に響く感想を書いていてとても感激しました。6年間の集会を通して、授業では学べないことを直接訴えかけるような形でたくさん学べたと思います。公立の学校では、また、共学では味わえないような経験をこの学校ではたくさんできるのだと改めて感じました。女子だけの環境でいいこともあれば、辛いこともたくさんあると思いますが、最終的には「よかった」と自分で思えるような学生生活を過ごしていきたいです。あんなに素敵な感想を書く方たちが先輩にいるというのはとてもすばらしいことだと思いました。素晴らしい先輩たちに負けないように、後輩たちから尊敬されるような先輩になるために、また一段とこの学校で成長していきたいです。(2年)

茨木のり子さんの詩は、聞いた時に「もう自分じゃん!」と思うことばかりで、最後の「ばかもの」と言われた時、ものすごく反省しました。人のことを気にする前に、もっと自分を見ろ!とよく親にも言われますが、この詩はこんなに短いのに、とても説得力がある気がしました。先輩方のような、あこがれられる先輩になりたいです。(1年)

茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」の詩も心に残りました。最初は少しむずかしいと思ったけれど、「人のせいにしないで自分をちゃんともつこと」というメッセージが伝わりました。「言い訳ばかりしていないかな」と思うと、少しドキッとしました。これからは何かうまくいかないことがあっても、ただ落ち込むだけじゃなくて、自分の気持ちや考え方を見つめなおすようにしたいです。(3年)

お話を受けて、今、目標に対してどのくらいできているのか、これからどのようなところを伸ばさなければいけないのか、それらを花正詩、入学から今までの自分を省みることができました。あと4か月で中1が終わり、中2になって先輩になるのだな、短い一年だったけど、ちゃんと一年分成長できただろうかということも考えました。私は時がたつのが少し怖いと感じます。時間が過ぎていくことを実感するたびに、成長できていないことに不安を覚えます。多分、これからもずっと焦りや不安を感じることになると思いますが、これはこれでいいと思っています。不安や焦りが動く原動力になる、サボりぐせのある私が努力したくなるきっかけになるからです。これからの4か月間、不安も焦りも喜びも悲しみも全部感じ、抱えながら、中1の残りの時間を思い出深く実りある時間にしていきたいです。(1年)

講堂朝会の話を受けて私は勉強の大切さや取り組むことの必要性について考え、それをどれだけこれからの自分につなげることができるのか知ることができたので学校で教わっていることはどれも大切なことだと感じることができました。また、自分のやりたいことが自由にやれることのありがたさをしっかり身に感じながら何事にも努力して挑戦していきたいと思いました。(2年)

今回の講堂朝会でお話を聞き、西遠生としての自覚を持ち、学園にある目標や言葉を常に意識して生活しようと思いました。また、一週間の学習時間や家庭学習時間を増やし、22時間という目標が毎週達成できるようにしていきたいです。そして、あと4ヶ月で高校生になります。その時に苦しくならないように目標時間より上を目指して、定期テストや実力テスト、診断・小テストを頑張りたいです。この西遠女子学園でしか得られないことや上級生からの学びに感謝し、上級生のように立派になれるよう頑張っていきたいです。(3年)

中学生一人一人が自己を見つめ、学習習慣や生活姿勢を向上させていくことを願います。その時、頼れる高校生の先輩たちが素晴らしい規範になってくれる、それがこの学園の財産だと思っています。