「木下龍也図書」当選!

それは夏休みのことでした。ネットで、こんなお知らせを目にしたのです。
《「木下龍也図書 短歌集寄贈」 歌人の木下龍也が選書した歌集を、全国の小学校、中学、高校の「学校」(フリースクールも含みます)に寄贈します。》
西遠の図書館、詩集はたくさんありますが、歌集はなかなかそろえることができません。「小さな白板」を始めたころから、西遠の図書館の歌集を充実させたいと願いつつ、歌集をそろえる難しさ(難易度や価格などなど)を痛感しておりました。そんな折、見つけたこのお知らせ!
木下龍也さんといえば、テレビでもお見かけしたことのある著名な歌人で、私も白板に何度かその短歌を紹介させてもらっています(写真)。その木下さんが選んだ歌集が学校へ!? 「日本全国の児童・生徒に短歌との出会いを届けたい。」という目的を知り、西遠生に短歌とたくさん出会ってほしいオオバの願いが叶う!と、オオバ、すぐに申し込みました。当たれーっっっ!と強い念を込めて…。

そして、時は流れ、10月31日に当選のメールが届きました!
メールを読んで、一人でガッツポーズをしてしまいました。
12月、待望の歌集たちが届きました。段ボールの中から出てくる様々な装丁の素敵な歌集たち! 木下龍也さん直筆の色紙も同封されていました。

「木下龍也図書」の一部。色紙には木下さんからのメッセージも!

今、図書館では、司書の渡邉先生が一冊一冊にラミネートを施し、登録の準備作業に励んでくださっています。

12月24日授業納めの日には、「木下龍也図書」のコーナーを皆さんにお披露目できるとのことです。
この機会に、ぜひ西遠の皆さんに「短歌」に親しんでもらいたいと強く願います。様々な歌人の皆さんが出された歌集を、ぜひ手に取ってみてください。心に響く一首に出会えるはずです。私も、白板に載せる短歌を探しに通いたいと思います。

本日、ナナロク社さんのnoteにも、「2025年度木下龍也図書 寄贈ご報告」の記事が載りましたので、晴れて「当選」のご報告ができる!と当ブログにて紹介させていただきました。寄贈先の学校一覧に西遠も紹介されているので、ぜひ記事もお読みください。

【おまけ】図書館に向かう折に、ジョウビタキ(オス)に出会うことができました。逃げないで撮影させてくれました。今日はいい日♪