ただいま、西遠は「朝の読書週間」です。読書週間にちなんで、ここ一か月ほどでオオバが読んだ本や出会ったばかりの本を紹介いたします。
「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」(福井県立図書館)

この本のタイトルを最初に見たとき、一瞬、「?」、次に「あ!」、「〈死んだ〉じゃなくて〈生きた〉猫じゃん!」となりました。そうです、これは図書館を訪れた方が覚え違いのタイトルを述べられ、司書さんが頭をフル回転させてお尋ねの本を探し当てているという、涙と笑いの一冊なのです。福井県立図書館がHPに載せたところ、大評判となり、全国の図書館司書の皆さんからの情報も入れて一冊の本になったのだそうです。不思議なタイトルに「?」となり、ページをめくると「あ!」となります。
例えば、こちら…。


「背中を蹴飛ばしたい」って本はありますか?と聞かれて、「蹴りたい背中」ですね、と答えられる司書さん、すごいです。
この本、東京への旅のお供に持参したのですが、行きがけの新幹線で笑いをこらえながら読み終えてしまい、東京在住の娘に渡して帰ってきました。楽しく笑える本です。
「ルポ特殊詐欺」(田崎基)

この頃あまりに若者をめぐる特殊詐欺のニュースが多いですね。簡単にお金が稼げるという単純な理由で犯罪に手を染めてしまう若者が多くて、本当に悲しいです。
この本は2022年に出版された本ですが、筆者の丹念な取材で、どういう状況に置かれた人(仮名で書かれています)がこんな犯罪を犯したのかが詳細に紹介されていて、とてもリアルで、怖くなります。
読んでいると殺伐として気持ちにもなりますが、こうした本のおかげで、実態が分かるわけです。社会に警鐘を鳴らしてくれていることを切に感じます。
「歌集 スナバコノキ」(米川千嘉子)

昨日、米川様ご本人から分厚い封筒が届き、開封すると、『謹呈 著者』と書かれたしおりとともに、この本「スナバコノキ」が入っていました。
ブログにて「小さな白板」を紹介する中で何度か米川様の短歌をご紹介させていただいておりましたが、ブログへの掲載を見つけてくださったご本人様から思いもよらないプレゼントをいただき、感激いたしました。米川様ありがとうございます。


米川千嘉子さんの短歌には、よく野鳥が登場します。鳥好きな私にはたまらない歌の数々です。
この歌集には、ご家族のこと、社会のこと、いろいろな短歌が書かれています。写真の四十雀の短歌にもp19で再会できました。
ゆっくりじっくり味わいながら、ページをめくらせていただこうと思います。

