卒業生、訪問

今朝、正門に立っていた時のことです。
西遠に向かった歩いてくる、うら若き女性が一人。
私を見つけると、ニコニコと走り寄ってきてくれたその女性は、
西遠の卒業生でした!
「わかりますか?」
「わかるよ!Tさんでしょ!」
東京で働いている彼女は、
浜松への出張の合間に母校を訪ねてくれたのでした。
そこへ、ちょうど登校したのは福永先生。
2人は同級生だ!と思い出した私は先生を呼び止め、
二人は「きゃあ」と再会の歓声をあげました。

どうして二人が同級生だと気付いたかと言いますと、
・・・
それは、「音楽コンクール」の思い出があったからです。
中2の音コンで「五羽のつばめ」を歌ったクラスに二人とも在籍していたのです。
私も、学年教員ではありませんでしたが、国語を教えに行っていたクラスでしたので、
「五羽のつばめ」を、クラス一丸となってひたすら練習していた彼女たちのことが何ともいとおしく、
全面的に応援していたのでした。
楽譜探しに奔走したTさん。
伴奏に燃えたUさん。
悩み相談に乗ったことも何回もありました。
国語の時間を1時間つぶしてクラス会をやったこともありました。
涙、涙のクラス会でしたね。
クラス全員の心を一つにして歌い上げた時、
見事優勝した時、
私も一緒に泣いちゃいました。
あとで、クラスの皆から寄せ書きの感謝状までもらいましたっけ。
懐かしい思い出です。
短い滞在でしたが、Tさんの元気に働いている様子もわかって、嬉しかったです。
Tさん、今頃は営業頑張っているかな?
「五羽のつばめ」のクラスの子たち、みんな元気かな?