佐々木松次郎先生が残された作品

3年生以上は今日から1月定期テスト。6年生は受験に向けての自宅学習期間に入ります。みなそれぞれに、努力の成果を発揮してほしいものです。
 さて、今日は学園に残された佐々木松次郎先生の作品をご紹介します。佐々木先生については、1月14日のブログでも、佐々木先生の作品をモチーフにしたステンドグラスが紹介されていましたが、ほかにもたくさんの作品を残して下さっています。
学園の美術教員として、また、宗教画家として活躍されていた佐々木松次郎先生について、100周年記念誌に、このように紹介されています。
「佐々木先生は大正13年(1924年)4月、西遠高女に美術教師として奉職。昭和48年(1973年)3月に退職されるまで、実に49年間の長きにわたって学園教育に貢献されたが、同年5月、惜しくもお亡くなりになった。(後略)」
生活会館1階廊下には、学園長 岡本富郎先生が佐々木先生とその作品を紹介した文章と併せて先生の作品がいくつか展示されています。



描かれている聖母像の優しいまなざしは、そのまま佐々木先生ご自身のお人柄、やさしさを感じさせてくれます。
図書館入口や中講堂にも先生の作品が飾られています。


講堂ステージ正面の老校長先生の肖像、体育館の壁に飾られた「円盤を投げる人」のレリーフも佐々木先生の作品。
たくさんの作品が生徒たちの活動を、毎日やさしく見守ってくださっています。

(文責 米倉茂樹)