本日4年生は、「令和7年度中高生舞台芸術鑑賞事業」で上演されたSPACの「弱法師(よろぼし)」を見に、浜北文化センターに行ってきました。
3時間目の授業が終わったら、特別に《早弁》をして支度を整え、2台のバスに分乗して出発です。(もうひとつのグループは「西遠学園入口」からバスに乗りました。)


バスを降りたら赤電に乗り換えて浜北駅を目指します。(もうひとつのグループは第一通り駅から赤電に乗車しました。)


移動グループの1つはバスが遅れ、予定の赤電に乗るためにバス停から走ったそうです。お疲れさまでした。私が一緒に移動したグループは、バスも電車もゆったり待って乗ることができました。ぽかぽか陽気だったので、寒くなくて良かったです。
今回観劇した演目は、三島由紀夫の近代能楽集に収録されている「弱法師(よろぼし)」。これは能の弱法師から三島由紀夫がシチュエーションを変えて書いた戯曲で、戦争から15年後の1960年の家庭裁判所が舞台の物語です。4年生は、先週の土曜日に能の弱法師や朗読劇の三島版弱法師を少しだけ見て予習をして今日を迎えました。
SPACの弱法師は、同じ話を配役を少し変えて2回繰り返すという面白い演出でした。演者が変われば同じセリフも全然違って聞こえてくるし、同じ配役の人も動き方や台詞の言い方が1回目と2回目では全然違って、照明や音響も違って、とても面白かったです。私は近代能楽集の弱法師を読んだのですが、目で字を追うよりも、演者さんが台詞として話すことでその言葉が腑に落ちたり、同じセリフでも1回目と2回目では意味合いがまるで違うのではないかとはっとするところもあって、演劇ってすごいなと思いました。そして、誰にとってもそうだったと思うけれども、三島由紀夫にとっても戦争は非常に辛い出来事だったのだなと思いました。
明日、生徒の皆さんの感想が提出されるはずなので、それを読むのが楽しみです。
終演後はロビーに来てくださった演者の皆さんと記念撮影をしました。


その後、演者の皆さんと少しお話しましたが、三島版の戯曲は、一言一句台詞を変えてはいけないそうで、近代能楽集そのままの台詞だと教えてもらいました。(それを知った私は、もう一度弱法師を読んでみようかなと思っています。そのとき、1回目と2回目のどちらの情景が浮かぶのか・・・)



いつまでも話の尽きない生徒達を演者さんから引き離し、赤電で帰ってきました。演者の皆さん、たくさんおしゃべりしてくださって、ありがとうございました。


ちょっとピンボケですが、八幡駅付近の車窓から、西遠の西館が見えていました!
ちょうどよいバスの時間がなさそうだったので、私達教員と一部の生徒は八幡駅から歩いて学校へ戻りました。3年前(中学1年生のとき)のアウティングデイで歩いた道のりを懐かしい気持ちで歩きましたが、あの時よりもかなり短い時間で学校に到着し、生徒の成長を感じました。
2月7日(土)には、同じ浜北文化センターで13:30から「弱法師」の一般向けの公演を行うそうですので、興味のある方は観劇してみてはいかがでしょうか?
文責:藤井陽子

