くまのおはなし 2

このブログに登場する私のマスコットたち。
最初に登場したのは、この子たちでした。

このなかで、くまモンは、ぷにゅぷにゅしていてさわり心地もよく、ずっと私のバッグにつけていたのですが、バッグと共に移動するという過酷な「労働環境」によって、まず尻尾が取れ、白い肌がむき出しになったので、黒マジックで塗りつぶしました。
この写真の時にはあった耳も、いつしか擦れて、両方とも取れちゃいました…。
さらには、気付くと、鼻もそげちゃいました…。
そして、ある日ついに、ひもが切れ、私の車の中でバッグから落っこちてしまいました。
捨てるのはあまりにもかわいそうなので、今は愛車の中で、管理人(管理熊?)をしてもらっています。
そして、車にはもう1匹、あ、違った、もう2匹、「くま」がいます。
この子たちです。

あまりにも有名なダッフィーについては、私はあまり熱狂的なファンではありません。
むしろそのヨコの黒い、目も鼻もないくま。
彼こそが、くまモンよりもっと前に私のバッグにくっついて、いろんなところを旅していたのでした。
しかし、フランス生まれの黒くま君の金具は大変弱く、大阪で一旦行方不明になり、奇跡的に我が家に戻ったあとは、金具修理を経て、やっぱり車の中で過ごしてもらっています。
なぜなら、彼はショッピングバッグなのです。
背中のチャックを開けると袋になります。
ですから、ショッピングで必要なときは、車から降りて店内を「視察」します。
※この黒くま君の顛末については、「くまのお話」をご覧ください。
さて、今日はもう一匹のくまが登場です。

ハロッズのくま君です。
過日も、ある学校を訪問しました折に、
「あら、くまさんをつけてるんですね!」とバッグに気付いてくださった方がいました。
そうなのです、黒くま→くまモン→そして、このハロッズのくま君と、
私のバッグのお供は交代していったのでした。
私の3代目「バッグのくま君」は、卒業生がイギリス短期留学のお土産に私にプレゼントしてくれたものです。
中1の頃には英語が苦手だったはずの彼女が、大学で短期留学を果たしたと聞いて、私は本当に嬉しかったです。
西遠で6年間過ごす間に、彼女は英語の勉強にもよく努力し、海外への夢も育てました。
オーストラリア研修をはじめとする西遠の日々が、そんな彼女の成長を後押しすることができたんだな、と思うと、このくま君には単なるお土産以上の価値があります。
いわば西遠の国際コミュニケ―ション教育の広報大使!
それからは、小学校や中学校を訪問するときのお供になってもらいました。
目をとめてくださった方には、
「大学でイギリスに留学した生徒がくれたんです」
と説明していました。
先日の明治村にも一緒に出掛けました。
ところが・・・!
昨日の朝、学校に到着したら、バッグに彼の金具だけあって、彼がいないではありませんか!
どうしよう?落としてしまった…。
ガーン、と私は青ざめました。
昨夜、バッグにちゃんとついていたのを確認してあるので、
落としたとすれば、私の家の中→玄関から車までの間→私の車の中→車から学校までの道、のいずれかです。
思わず、出勤したばかりの先生に「くま、見ませんでしたか?」と聞いてしまいました。
そして、家にもすぐにメールしました。
「くま、落ちてない?くまが消えた!!」と。
正門での挨拶の時間を終えて、校長室に帰ると、携帯がパカパカしていて、母からの返信メールが。
「あなたの部屋の鏡台の前の床に、寂しげにいましたよ」
…発見!
良かったー、いた!
しかも、まだ私の部屋を出る前に、彼は落っこちちゃっていたのでした。
無事くま君は見つかりました。
が、この先、どこで落ちちゃうか不安になりましたので、校外活動は取りやめ、「広報大使」として、校長室にいてもらうことにしました。
というわけで、校長室の棚の一員に加わったくま君です。
校長室をお訪ねの際は、広報大使のくま君にも会っていってください。