生き物いろいろ 我が家編

夏休み中に、「生き物いろいろ」(8月5日)、生き物いろいろ 神戸編」・(8月6日)というブログを書きました。
今日は、その第3弾です。
あ、でも、虫とか両生類がお嫌いな人は、見ない方がいいかもしれません…。
我が家の玄関に蛙がいるわよ、と教えてくれたのは、母でした。
玄関灯の近くに、アマガエルがいるとのこと。
夜は電気の近くに来て、
朝は、鉢植えの花に水をかけると、びっくりして葉陰から飛び出すというアマガエル君。
でも、なかなか、私の前には姿を見せてくれません。
ある日、見つけた!と思ったら、
同じ緑色は緑色でも…

カマキリ君でした。
彼も、獲物を狙って、ここにいるのでしょうか。
カマキリのこの緑色、好きです。
私は、カマキリやバッタの緑色をとても美しく感じます。
生きているミドリだなあ、と。
そして、数日後のことです。

いました、いました。
待望のアマガエル君との出会い。
そうっと、カメラを近づけました。
動かず、恐れず、ちゃんとカメラに収まってくれる、優しいアマガエル君。

カエルもまた、芸術品だなあと思います。
緑色もいいし、指先の形も好きです。
台風の頃から、また出てこなくなったけれど、
アマガエル君、元気にしているかな。
思えば、カエルは昔、もっとたくさんいたものです。
我が家には池がありました。
池の周りにはトノサマガエルがたくさんいて、夏の朝にはカエルのゲロゲロいう声で目覚めたものでした。
ちょっとトノサマガエルは大きすぎて苦手なので、夏の間は池に近づけなかった私ですが、
もっと苦手なものがいました。
ヘビです。
小学校の頃だったか、ある朝、カエルの声が馬鹿にうるさいなあと思って外を見たら、なんと、一匹のトノサマガエルがヘビにつかまり、飲み込まれようとしているところでした。
ショッキングなシーンを見てしまいました。
それからというもの、池の周りにヘビが現れると、石を投げてはカエルに「逃げなさい!」と叫んでいたものでした。
トノサマガエル、最近は全く見られなくなりましたね。
絶滅危惧種だとも聞きました。
我が家の池も水を抜いてしまったので、もうカエルの居場所もありません。
ヘビは1年に一度ぐらいは見ますが、子どものころほど怖くはなくなりました。
いて当たり前だった生き物が身の回りからすっかりいなくなったという事実の方が、怖いことだと感じます。
皆様のお近くには、どんな生き物がいますか?
以前たくさんいたのに、最近見ない生き物、いませんか?
身近なところから、自然破壊というものを考えていかなくてはならないですね。