マシュマロチャレンジ

昨日の研修、あれはいったい何をやっていたんだ?と不審に思われた方もいるでしょう。
この写真…

先生方が手に持っているのは、パスタです。
スパゲティ20本で、どれだけ高いタワーを立てられるか、制限時間は15分。
学年ブロックに分かれてのチャレンジです。
タワーの先端にマシュマロをつけることから、この活動は「マシュマロチャレンジ」と呼ばれています。
今回の研修では、TEDの教育への活用をテーマに、
様々なTEDトークを視聴しました。
その中で、ちょっと趣向を変えての活動タイムが、このマシュマロチャレンジ。
先生方は、真剣に高いタワーを立てる方策を考え、限られた材料の活用に頭をひねります。
15分後、計測が行われました。
マシュマロまでの高さを測ります。

写真では見えにくいかもしれません(なにせ、スパゲティは細い!)が、細いスパゲティの先端に白いマシュマロが見えますよね。
このタワー、ちょっとしなっている…。
計測を前に、無残に倒壊したグループもありました。
うーん、難しい挑戦でした。
一番意外だったのは、マシュマロの重さでした…。
あんなに軽い食べ物なのに、スパゲティが支えるには、なかなかの重さだったのです。
1~6年と中央ブロックの7チームが競いましたが、
1位は49センチ、2位は38センチでした!
会心の笑みのチームをどうぞ。


このマシュマロチャレンジ体験の後、先生方は「塔を建て、チームを作る」 というTEDのプレゼンテーションを見ました。
考えさせられるプレゼンでした。
いくつになっても、「知らなかったこと」を「知る」「分かる」ということは嬉しいものです。
そんなことも知らなかったの?と言われることもあるでしょうが、そんな声に臆していても何も生まれません。
何でも知ってからが大事だと思います。
今日熱心に研修に臨んだ先生方、これからはTEDを活用した授業や活動もきっと増えていくことでしょう。
さて、TED、TEDって、いったい何?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
実は私も知ったのは、恥ずかしながら最近であります。
TEDとは、Technology  Entertainment  Design の頭文字からなる言葉です。
アメリカはニューヨークに本部を置く非営利団体が、毎年、大会を開いています。
「広める価値のあるアイデアを共有する」ことが、この活動の目的。
様々な人物が自分のユニークなアイディアをプレゼンします。
何だろう?とまだ頭の中がハテナマークの方もいらっしゃるかも・・・。
たどたどしい説明ですみません!
あ、でも偶然に「スーパープレゼンテーション」などEテレで見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
感動的なものから、爆笑を誘うものまで、様々なプレゼンがありますよね。
TEDの活動は、実は世界各地に広がっています。
決して海の向こうの話ではなく、日本にも、そして、この浜松にもTEDの活動があるのです。
浜松には、TEDxHamamatsu(テデックスハママツと読みます)があり、2014年に発足しました。
静岡文化芸術大学を会場に、地域の文化や芸術、産業など、様々な分野の発表者がプレゼンテーションを行います。
そして、そのプレゼンはインターネットを通じて世界へ発信されます。
今年は、9月24日(日)に、TEDxHamamatsu2017 が行われ、8名のスピーカーがプレゼンを行うとのことですので、ご興味のある方は、ホームページをご覧ください。
お申し込みはこちらから!
高校生の無料招待プログラムもあります。
地元にこんな活動があるなんて、素敵ですね。
浜松の魅力を、魅力ある人材を、たくさん発見できそうです。