紅葉が始まる

今日は土曜休日。
西遠には珍しく(!)3連休であります。
週末の旅に雨と台風でしたが、
この週末は本当に久しぶりにお天気に恵まれました。
気がつくと、木々の葉も少しずつ紅葉し始めています。

我が家のドウダンツツジの葉にも、赤い色が目立つようになりました。
浜松の紅葉は遅いので、もしかしたら、この木が真っ赤になるのは12月かもしれませんね。

大木の幹に絡みついた葉っぱも、ほんのり赤みを帯びたものが目に付きます。
秋になってこうした光景を見ると、私には思い出す歌があります。
中学2年生の時に音楽コンクールで合唱した「つたもみじ」という歌です。
3年間で唯一「優勝」を経験した思い出の一曲。
あの頃は、音楽コンクールは11月に行われていましたので、
季節としてはピッタリの曲ですね。
♪蔦の葉を 蔦の葉を震わせて
秋の 秋の 冷やかな風が渡る~♪
2年梅組で歌ったその歌は、今はもう音楽コンクールで歌われることもありません。
そして、指揮を務めたNさんは今はもうこの世にはいない…。
けれど、彼女の指揮を見つめてみんなで歌った講堂の舞台を脳裏に甦らせることは、今もできます。
きっとあの時の梅組の仲間なら、ところどころハミングにはなっても、今でも皆で歌えるかもしれません。
若い頃の合唱の思い出は永遠だな、と思いました。
11月になり、我が家のツワブキも凛として咲き誇っています。

祖母の命日も11月ですが、実はわが一族で現在一番多いのが11月生まれ。
11月にいつも庭に咲く、この黄色いツワブキの花は、私たち家族・親戚を結び付ける花なのかもしれません。
木々の紅葉の始まりと、ツワブキの黄色い花。
季節は確実に冬に向かいますが、秋の彩りをまだまだこれから贅沢に味わえそうです。