小さな白板 第42週

2月14日から19日までの「小さな白板(ホワイトボード)」です。今週の白板のテーマは、「人生讃歌」。ほろっとする歌詞や、背中を押してくれる言葉などを紹介しました。

2月14日(月) 
人は必ず誰かに/愛されてると言えるよ/だって僕は今でも君を/とてもとても好きだから
槇原敬之「ズル休み」より 作詞:槇原敬之

バレンタインデーに寄せて、必ず誰かに愛されている皆さんへ。私にとっては、小学校の同級生のO君が30代前半で急逝した時にカーステレオで聴いて涙が止まらなくなった、忘れられない曲です。

2月15日(火)
人生はあなたが思うほど悪くない/早く元気出してあの笑顔を見せて 
                   竹内まりや「元気を出して」 作詞:竹内まりや

竹内まりやさんのこの曲は、聴くとゆっくりと元気が出る曲です。最後のコーラスに薬師丸ひろ子さんの天使のような歌声が聞こえるのも大好きです。

2月16日(水)
人生はどんなことがあっても、あきらめてはいけない。人間の可能性には限界はない! 船後靖彦

筋萎縮性側索硬化症と闘う国会議員の船後靖彦さんが、高校生に訴えた言葉です。可能性に限界がないことをこんなに力強くストレートに訴えられたのは初めてのように感じました。2021年12月23日「全国高校生未来会議」講演記録からご紹介しました。

2月17日(木)
やらないで後悔するより、やって後悔していたい。生きていれば、後悔はついてくる。どんなに丁寧に生きてても、生身の人間である限り、光だけではない。人生は香ばしい。いつも。
                                     サヘル・ローズ

サヘル・ローズさんのことは何回か紹介してきました。逆境を乗り越え、美しくしなやかに立っている女性です。優しい心と言葉を持つ彼女の行動力、前向きな姿勢は、応援したくなるし、自分自身の元気や勇気につながります。この言葉は、昨年11月26日のTwitterより。人生は香ばしい、って良いなあ。

2月18日(金) あの時の一言ゆゑに一筋の道を来しかな友もわたしも  河野裕子

河野裕子さんとそのご家族(夫、息子、娘、みんな歌人!)の綴った「家族の歌」という本の中で出会った短歌です。志村ふくみさんとの出会いなどが綴られたページにこの歌がありました。そして、そのエッセイには、こんな言葉が綴られていました。「誰かが言った一言。それは時として人生を決める大きな力を持つ。」 と。人生を決める言葉は、誰にでもきっとある。その出会い、一言が人生を変えます。発した人の思いよりももっと遥かに、もっと壮大に、その言葉を発せられた人の未来に道が拓けるのかもしれません。

2月29日(土)
船乗りは教える 人生は海/旅人はつぶやく 人生は旅/そうさ 君の人生は君だけのもの・光の中を さあ歩き出そう/地球はぼくたちのためにあるんだ
                  ヤング101「人生すばらしきドラマ」 作詞:山川啓介

「人生讃歌」のテーマでお送りした今週の「白板」を締めるのは、小学生の時に出会ってからずっと人生の応援歌になっている曲。昔「ステージ101」という歌番組がNHKにありました。小学生の私には一週間で一番楽しみな番組でした。ビートルズの名曲もこの番組で覚えました。「涙を越えて」「怪獣のバラード」など素敵なオリジナルソングが生まれたのもこの番組です。そこで黒沢裕一さんがボーカルとなって歌った「人生すばらしきドラマ」は、私が初めて買ったシングルレコードでもあります。口ずさむと、自然と体が動き出し、元気が出る歌なのです。前奏がまたいいんだなぁ(人生で初めて買ったシングルレコードでは、番組で演奏される時とは違う前奏だったので、ちょっと残念だったのを覚えています)。

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日曜の今日は、新入生の皆さんの制定品の購入日でした。新1年生の皆さんに会えて、嬉しかったです。そして、休日の学園には、今日も様々な野鳥がやってきました。人が少ない日曜を鳥たちも待っているのかもしれません。

ツグミさんは、今季初お目見えです。先日、モズにも会えたのですが、ちょっとカメラを持っていなくて残念無念。次は撮るぞー!  

爽やかなさえずりで心和ませてくれる野鳥たちです。