学園祭への道 2

先週末に行なわれた「第2回オープンスクール」の日から、
学園のあちらこちらに、学園祭の展示や催し物のポスターが貼られています。
西館1階に掲げられたついたてには、部活展のポスターがありました。

部活動と一言で言っても、学園祭では、催し物で講堂の舞台に立つ部活もあれば、部活展として教室を展示空間にして地道な研究内容を発表する部活もあります。
地味だけれど、骨太の、そんな部活の準備風景をご紹介しましょう。
天文地学部は、今日も西館1階の物理教室にいました。
部屋には電気がついているのですが、中は静か…。
恐る恐る扉を開けると、そこには顧問の今村先生と2名の部員が黙々と作業している姿がありました。
作業といっても、肉体労働ではなく、説明文をパソコンでまとめていたのでした。

後の部員は、よんどころなき事情(!)によりここにはいませんでしたが、少数精鋭の天文地学部、今年は「火星」について研究していますので、皆様どうぞお楽しみに。
本館2階に上がると、そこは歴史研究部の作業場所。
こちらも、黙々とデスクワークに励んでいる部員たち。

説明をまとめる人、精密な絵を描いている人、設計図を書いている人…それぞれ真剣です。
今年は、「天皇即位礼」と、どんぴしゃなテーマで研究している彼女たち。
研究室の壁には、大量のダンボールがパーツごとにまとめられていました。

これらが組合わせられて、「高御座(たかみくら)」ができあがるとのことです。
毎年「部活展 第1位」を獲得している実力派の歴史研究部、今年も楽しみですね。
少数精鋭、質実剛健の部活展に励む生徒たちの頑張りを、ぜひ学園祭当日にはじっくりご見学ください。