四国上陸

私、生まれて初めての四国上陸です。
正直、四国、特に高知には絶対飛行機だと思っておりました。
そしたら、意外にもJRで結構楽に行けることがわかって、
自分の不勉強は棚に上げて、新鮮に感動してしまったのでした。
新幹線で岡山に着くと、
乗り換え改札を通って8番線へ。
そこに待っていたのは、
高知行きの特急「南風」。
岡山を出た「南風」は、児島を経て、瀬戸内海へ!
そうです、瀬戸大橋を通って、四国に到達するのです。
瀬戸大橋は、息子を生んだ年に開通したので、息子と同い年。
しかも、瀬戸大橋の記念切手発売日に産気付いた私は、
母に「今日記念切手買っといてよ?」と念押ししてから産婦人科に向かい、出産。
まさに出産記念の切手となったのでした。
その瀬戸大橋を実際に渡るのですから、
オオバ、隣の亜子先生と大興奮です。
橋から見下ろす瀬戸内海の穏やかさ。
かわいい島々が点在しています。
航行するたくさんの船が、皆こちら、つまり瀬戸大橋に向かってくる光景には感動しました。
そして、列車は、瀬戸内海を渡り終え、四国の坂出に上陸しました。
そうだ、ここは児島坂出ルートだ?とこれまた感動。
四国上陸最初の景色は、これでした。

小学校時代に習った「瀬戸内工業地域」が、まさにこれなんですね。
列車はここからどんどん四国の背骨部分を進み、車窓の風景は山や渓谷に変わっていきます。
そして、列車は「阿波池田」駅に到着。
徳島の池田と言えば、高校野球で有名な、あの池田ですよね。
私は、昔「さわやかイレブン」と言われ甲子園に旋風を起こした池田高校野球部を、ずっと応援していました。
白髪のおじいちゃん「蔦監督」が大好きで、
のちに蔦さんの訃報を聞いたときにはショックを受けたことをいまだに覚えています。
その池田を通るのですから、またまたオオバ、大興奮です。

阿波池田駅停車中に、駅構内を撮って一人満足するオオバ。
そこからも、山は続き、レールはずっと単線。
崖とトンネルが、何度も携帯を「圏外」表示に変えました。
外がだんだん暗くなる頃、車内アナウンスが、「次は終点、高知」と告げました。

午後7時、列車は到着予定時間より少し遅れて、高知駅へと到着しました。
さすが高知。
龍馬さんが、お龍さんとお出迎えしてくれてます。

ホテルまで利用したタクシーの運転手さんは、とても親切で、はりまや橋や仕掛け時計など、どんどん観光案内をしてくれました。
温かい街だなと、思いました。
ホテルでは、こんなポスターがお出迎えしてくれました。

全中、今年は四国で行われているのです。
バレーボールの大会は高知市で。
今夜の宿も、お隣もお向かいもバレー部らしき中学生です。
西遠バレー部の宿もすぐ近くでした。
明日、西遠は、午後1時より三沢第一中学(青森)と対戦します。
「先生、県大会も東海大会も来られなくてもいいから、高知の全国大会に来てよ。全国、絶対行くから!」と言っていたキャプテンとの約束を果たす日が来ました。
明日は、高知に来られない皆さんの分も、亜子先生と二人で応援してきます。
それでは、高知より、おやすみなさい。