小学校招待音楽会に向けて

第68回小学校招待音楽会が、12月7日(土)に迫りました。
戦後、焼け野原となった浜松には、音楽や演劇を発表する場がありませんでした。
そこで、焼け残った西遠の講堂(今の講堂ではなく、戦前の1927年に建てられた木造の講堂です)を音楽の発表会の場として使っていただくことになりました。
それが、小学校招待音楽会の始まりです。
1951年10月のことでした。

この学校誌「友情」表紙の2枚の写真は、上が現在の岡本記念講堂、白黒の写真の建物が、戦前に建てられた旧講堂です。
この旧講堂で招待音楽会は始まったのでした。
ちなみに、私が中学に入学したときには、まだこの旧講堂がありました。
翌年取り壊されたので、ぎりぎりこの旧講堂を知っている年齢なのです。
旧講堂と呼んでいたということは、今の講堂が当時何と呼ばれていたか、わかりますか?
答えは、「新講堂」です。
今そう呼ぶ人はいませんね(笑)。
さて、招待音楽会、今年は12月7日に行われます。
10校の小学生の皆さんが集まって、講堂の舞台で演奏を披露してくれます。
今日は、その日の係を務める生徒たちが、昼休みの講堂に集合し、事前指導を受けました。
係ごとに先生方が任務の説明をしました。
接待係は、一番の大所帯。

この生徒たちが、各小学校の皆さんのお世話をさせていただきます。
ほかにも、受付や整備、ステージ係など、それぞれの仕事を把握し、当日に備えます。
進行役の高校生徒会執行部も、生徒会長から指示を受けていました。

準備は着々進んでいるようですね。
当日は心を込めて小学生の皆さんのサポートに努め、音楽会を素晴らしいものにしたいと思います。
参加校の小学生の皆さん、楽しみにしていてくださいね。
また、ご家族の皆様もぜひ西遠の講堂に、お子さんの演奏を聴きにいらしてください。

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【おまけ】西遠紅葉情報
2週間前の11月14日のナンキンハゼの木

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本日のナンキンハゼの木は…

すっかりグラデーションが赤中心になりました。