空を見上げて幸せに

その1 虹

今朝、出勤途中で虹が出ているのを見つけて、幸せな気持ちになりました。

ちょうど車のBGMが「彼方の光」(リベラ)という荘厳な音楽でしたので、神々しい景色を見るようで、心が沸き立ちました。西に向かう道路も、東海道と六間道路では虹の見え方が違い、西遠に着いたらまた見える場所が違う…。ただでさえ「儚い存在」の虹ですから、「見えた!」「あ、ここでも虹が見えた!」という喜びは大事にしていたいし、一緒に見た生徒とも共有したいものです。

※余談※「儚(はかな)い」について
松本隆さんの作詞した「花一色」(松田聖子)という歌には ♪人の夢とペンで書けば 儚いって読むのですね♪ という一節があって、私はこの歌で「儚い」という漢字を覚えました。映画「野菊の墓」の主題歌。ちなみに作曲は財津和夫。聖子ちゃんの映画見ながら、この曲のところでズルズル泣きました。

その2 鳥

お昼近く、校舎の上の方から、それはそれは美しいさえずりが聞こえてきました。どこかにいるぞ、とさえずりの方角を目を凝らしてみていると…、

矢印のところに何かいます。黒っぽいものがちょっと見えます。こういう時、裸眼よりも頼るべきはカメラです。ズームイン!

見やすい方角から、もう一度。

やっぱりイソヒヨドリがいました。良い声でさえずっています。イソヒヨドリという鳥は、もとは岩場にいる鳥なのですが、最近は町の中の高いビルなどにいることが増えていると言います。実はこの夏、何度も西遠や学校周辺で見かけたのですが、ずっと撮影には失敗し続けていましたので、今日は念願かなっての撮影となりました。しばらくカメラを意識して(?)さえずってから、飛び立っていきました。撮影協力ありがとう!

イソヒヨドリは、全身がブルー、お腹が赤い、カラフルな鳥です。以前に撮影したものをどうぞ。

皆さんも、すてきなさえずりが聞こえてきたら、空を、空に近い建物を、見上げてみてください。幸せの青い鳥がいると思います。