「未来のそばに、西遠がある」 ~集会記録より~

昨日に引き続き、5月31日の高校講堂朝会の感想をご紹介します。

キャッチコピー「未来のそばに、西遠がある」

コンセプトブックのキャッチコピー「未来のそばに、西遠がある」という言葉には、とても心が動かされました。自分の未来を自分の力で切り拓いていく中で、西遠という環境がしっかりと支えてくれるんだという希望を感じました。この学校でなら、安心して挑戦できる。そんな気持ちになれる言葉だと思います。(高校2年)

校長先生がお話の中で紹介されていた「未来のそばに、西遠がある」というキャッチフレーズも、とても印象的だなと思いました。この言葉には、ただ今を学ぶだけでなく、私達生徒一人ひとりのこれからの人生や夢に向かって頑張るのを応援してくれる西遠の姿勢が込められているように感じました。「未来」という言葉はとても大きいものですが、これから先の進路や自分の夢、人生を歩む中で、この学校で学んだこと、例えば作法やビジネスマナーなど経験したことが校長先生がおっしゃっていたようにきっとどこかで役に立っていくんだろうなと思いました。そう思うと作法を学べる西遠に入って良かったなと思いました。
このコンセプトブックを通して、西遠という学校の魅力を改めて感じることができたし、同時に、今自分がこの学校で過ごしている時間の大切さにも気づかされました。日々の学びや経験を大事にしながら、自分の「未来」と向き合っていきたいと思います。(高校2年)

女子校という魅力

私が考える一番の魅力は、「女子校」であることだと思います。女子校は全国でみれば多くあると思いますが、「西遠女子学園」という名のブランドを持っているのは私達の学校一つだけです。「質の高い英語教育」「先生たちなどの手厚いサポート」、「平和教育」、「お作法(入寮)」など、西遠だから創り上げることができる、西遠だから活かせるものが多くあり、そういう面において、ブランドを背負っている、最大の魅力は「女子校」である、そう思いました。(高校2年)

西遠の生徒像がどんなものなのか考えてみました。私は、女子だけで行事を作り上げていく力や、入寮などで教わった礼儀作法による品の良さなのかなと思いました。このパンフレットを見ていくと、第一印象は様々な行事や部活があってとても楽しそうな学校だなと思いました。さらに深く見ていくと、学園祭を女子だけで作り上げたり、品の良さがあったり女子校の良さが見えるなと思いました。私が中学2年生までは、正直学園祭のホームルーム展は、先生などの大人の力を大きく借りているものだと思っていました。しかし、中学3年生になってみると、テーマ決めから、取材の電話、お金の管理などすべてが生徒みんなでやっていて驚いたのを覚えています。また、高校生になって初めて学園祭の実行委員に挑戦してみると、見たこともない機材を扱ったり、私のミスですべてが崩れる可能性があるため責任を持ってやったり、西遠でしか体験できないことを経験できて良かったなと思っています。また、今年の学園祭では本部をやるので責任を持って最後までがんばります。(高校2年)

中学生から受ける刺激

「未来のそばに、西遠がある」と書かれたコンセプトブックを少しの時間でしたが初めて読んだとき、私は5年間で様々なことを学び、この本に記載されている多くのことが本当に身についたのだろうかと少し不安になってしまいました。後輩の感想に「生徒が主体的なところが伝わる。」とありましたが、とても共感しました。国際交流だけではなく、部活動や学園祭準備の活気ある写真が多くあるからこそだと思います。また西遠生の立場から見て、「私らしさが開花する」という言葉の響きがよく、在校していて実感しており、私がときに思い返す「鋼の玉を真綿でくるんだ女性」の2つの言葉が西遠をより魅力的にさせていると感じました。
先生のお話を聞いて中学生は高校生をすごく見ていることに気付かされました。数日前に部活に新しく入ってきてくれた一年生にも勉強について聞かれました。将来のためだけではなく、後輩に良いお手本をみせて自信を持って中学生にアドバイスできるようにならなければならないと思いました。校長先生のブログで中学講堂朝会の感想を読んで、中学生の後輩たちが、先生の話や行事を通して得たことを多く吸収し、また上級生の姿をよく見て学んでいることがわかりました。中学1年生が書いていましたが、私より中学生のほうが「かくれている学びに気づける人」なのではないかと感じてしまうほどです。この感想をもっとはやく聞きたかったと思いました。中学生の感想はとても私にとって刺激的で、新たな見方(発見)ができ、毎回中学生の思いを聞いて良かったと感じます。慰霊式を通しての平和についての感想もそうです。一時間目のあとはLHRで平和について考える時間であったため、慰霊式で発表した代表生の作文などを思い出しながら参加しました。卒業までの日数は限られていますが、隠れた学びに気づき、身につけることができるようになりたいと思います。(高校3年)

12歳から18歳までが共に過ごす学園生活の中で、高校生は年下である中学生から大いに刺激を受けて生活していることがよく分かりました。中学生も、先輩の偉大な背中を見て一歩一歩成長しています。共に過ごす「青春の道場」で、学年を超えて伸びてゆく生徒たち。それが叶うのが、西遠の大きな魅力であると感じます。