浜松市戦災死者慰霊祭に参列しました

80年前の6月18日に浜松を襲った大空襲。その犠牲となった方々を慰霊し、平和を継承する集い「令和7年度浜松市戦災死者慰霊祭」が、本日市内のホテルにて行われ、高校生徒会長、中央補佐と私の3名がこの式に参列致しました。

主催者式辞、浜松市長、浜松市議会議長の慰霊の言葉に続いて、「次の世代に紡ぐ」として、修学舎中高の代表生徒3名による「平和の誓い」と共に、西遠女子学園からは会長・中央補佐が「平和への祈り」を捧げました。

若い世代が「平和」をどう継承していくか、この式典を遺族会の皆様とともに企画・運営された「戦後80年平和推進実行委員会」の皆様から、今回司会を務めた学芸高校のお二人を含め、中高生7名が「平和推進大使」の委嘱を受けました。

式の後、御年99歳になられた木津正男様とお話する機会がありました。木津様は浜松大空襲で大けがをされ、今も痛みと戦っておられます。戦争の痛みをずっと背負ってこられた木津様、今年もお元気で再会することができ、私は本当に嬉しく思いました。その木津様と生徒が言葉を交わせたこともとても嬉しいことでした。

木津様のご健康を切に祈りながら、式場を後にしました。平和推進大使となった生徒たちが、西遠でも、浜松でも、その使命を積極的に担ってくれることを望みます。戦争の証言や歴史的な事実が風化することがないよう、私もまたしっかりと「継承」を心に誓いました。