夏休み 歌舞伎講談を堪能

卒業生の小川綾乃さんにお誘いいただき、「市川九團次の会 第1回浜松公演」に行ってまいりました。
歌舞伎講談で「那須与一」を熱演された市川九團次(くだんじ)さん、迫力満点で引き込まれました!

中学2年の国語では、必ず「平家物語」が登場しますが、その時に「扇の的」を教わった方も多いのではないでしょうか。国語の教員としては、その授業を思い出しつつ、「平家物語」を「歌舞伎講談」という形で表現した斬新なスタイルに、「かっこい~い!」の一言でした。
大河ドラマファンとしては、那須与一といえば今井翼君(「義経」)、梶原、和田、畠山と次々出てくる源氏方の武将の名には、獅童さん!横田さん!大志君!(「鎌倉殿の13人)と、脳裏に俳優さんたちが押し寄せてまいります。与一が弓を射る瞬間、ゾクゾクッとしました!

講談の後、舞踊で同じシーンを表現してくださり、またまた斬新な演出に感動です。
歌舞伎での「見栄」や、声のかけ方・タイミングも事前にレクチャーしてくださいましたので、「九ちゃん!」の声が客席のあちこちから飛びます。オオバも叫びました!
歌舞伎は、お客様と演者の掛け合いなのだと、九團次さん。映画「国宝」の影響もあって、今歌舞伎人気が爆上がりだそうですが、私も久々に歌舞伎を鑑賞したくなりました。

会場には、西遠の卒業生の方も大勢いらして、お話が弾んだのも良き思い出です。

この夏、遠出はかないませんでしたが、「市川九團次の会 第1回浜松公演」は、オオバの素敵な夏休みの思い出となりました!