
本日の1時間目は、全校講堂朝会でした。この時期恒例の「学園祭で何を学ぶか」がテーマでした。ただ、今年は本題に入る前に、「私の主張」で県大会に進出した山下さんの弁論を聞き、ボランティアアワード2025にてポスターセッションを行ったインターアクト部の中学2年生による大会報告、そしてプレゼン甲子園全国大会で奨励賞を受賞した自然科学部のプレゼンテーションを、全校生徒で聞きました。3つの発表は、西遠の仲間の活躍。その活躍する姿から、全校生徒に、知識はもとより、生きる姿勢や目標など、様々なことを学び取ってもらいたいと思いました。そこには、学園祭に生かせる学びもたくさんあったはずです。
学園祭では、中3から高2の各クラスがHR展(クラス研究展示)に挑戦します。今日も、みんなで作業を進めたはず。そのHR展では、次の4つの観点を問うことになっています。

「批判的思考/問題解決」から「地域とグローバルの良い市民である」まで、21世紀型スキルを獲得するためのステップが、わかりやすく「審査ルーブリック」に書かれています。ここまでできれば3点、5点という風に、今自分たちのクラスがどの辺にいるのかメタ学習できるのが、この「ルーブリック」です。
審査の観点の説明の後、HR展の責任者にインタビューするコーナーが始まりました。今年の質問は、次の2つです。

責任者からは、「計画性」「協力体制」「コミュニケーション不足」など様々な課題が出ました。各クラス、この課題をあと2週間で、クラスの力で乗り越えてほしいと強く思います。
また、HR展の見どころは、中学1・2年生、そして高校3年生にとっても見学の大きなポイントになりますね。
あと2週間、どう過ごすのか。悔いのないようにするために、「あきらめない姿勢」「人や物に思いやりを」「指示をしっかり聞こう」など、大事なことをお話ししました。そのうえで、学園祭で学べることを自覚し、有意義な日々にしてもらいたいところです。

集会記録の提出を楽しみにしつつ、HR展、部活展、催し物など、それぞれの立場で成長する皆さんをしっかり見守りたいと思います。