2月に入りました。小さな白板、「如月」「早春」「余寒」「梅」「椿」…二月ならではの題材・言葉が詰まった俳句と短歌が並びました。
2月2日(月)
梅ふふむ今日より明日は純白に
岡山敦子

2月は俳句からスタートしました。梅ふふむ、っていう表現を知って、今年も使いたくて…(笑)。
「梅ふふむ」とは、花がまだ開花せず、ふっくらと紅色が兆し始めた梅のつぼみを表す季語だそうです。
蕾のだんだんほどけていく緊張を、こんな柔らかい言葉で表現できる日本語、大事にしたいですね。
↓ 西遠の梅は順調に開花しています。

2月4日(水)
如月の余寒と予感どちらにも春待つ期待と焦燥がある
小林容子

今日は立春。「余寒」は立春後に使われる言葉です。余寒と予感、同音異義語が素敵に使われている短歌です。昨年3月16日の朝日歌壇で出会いました。春への「期待」、そして時がたつこと・やらなくてはいけないことが迫っていることへの「焦燥」、とても共感できる短歌でした。
2月5日(木)
如月と梅見月そして木の芽(このめ)月、令月もまた二月の異称
野上伊都子

「如月」「梅見月」「木の芽月」「令月」…2月って、こんなにたくさんの名前を持っているんだ~と新鮮な感動。2月生まれの自分としては、何だか誇らしい気持ちになっちゃいました。
この短歌に出会ったのも、朝日歌壇でした。昨年3月2日の掲載歌です。
2月6日(金)
横向きに咲いてしづかな藪椿小(ち)さなめじろの頭出で入る
黒木美千代

可愛いメジロも登場するこの短歌。似た風景にちょうどこの日出会いました! ちょこまかとせわしなく動き回るメジロがとてもかわいいです。


2月7日(土)
冬の紙の袋の中のうすぐれの球根、未来の花をねむらせ
千種創一

土曜日には、未来への希望を感じさせる短歌を載せたいなという思いが募ります。未来の花を眠らせている球根。果てしない可能性を感じますね。大事に育てる人が必要だとも思います。すてきな花がどうぞ咲きますように。
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#ママ戦争止めてくるわ → 先生も戦争止めてきたよ!


