学園祭 お芝居もお楽しみに

催し物部、インタビュー第3弾は、高校演劇部です。視聴覚室のドア越しに、古文のような早口言葉のような声が…
Q:こんにちは。
A:(一斉に)こんにちは。
Q:今やっているのは何ですか。部長さん。
A:「外郎(ういろう)売り」という歌舞伎のセリフです。お客さんに言葉がしっかり届くように、練習してます。

Q:この絵は?
A:学園祭と西部大会で上演する「ハンナのかばん」の衣装のイメージです。
Q:男の子のように見えますが。
A:主人公ハンナのお兄さん、ジョージの衣装です。
Q:胸の模様は何ですか?
A:ダビデの星といって、正式にはそう言わないそうですが、ナチスドイツがユダヤ人に付けさせた印です。
Q:そういうお話なんですか。
A:部員がポプラ社の「ハンナのかばん~アウシュビッツからのメッセージ~」という本を読み、ぜひお芝居にしたいとセリフと動きを考え台本にしました。
Q:すごいですね。
A:まだ短いので、練習の中でみんなの声を聞き、ふくらませて行くつもりです。

この後、自分たちで調べてきたユダヤ人の歴史や強制収容所の様子を発表していました。そして、役にわかれて台本(ほん)読み。初めて読むそうですが、もう気持ちが表れていて、やはり演劇部だなあと感じました。学園祭、西部大会(10月12日袋井市月見の里うさぎホール)頑張って下さい。

文責:三井 健一