学問を識る

3,4時間目に,4年生対象の「学問を識る」を開催しました。この企画は,4年生の「進路を考える月間」のプログラムの一つです。大学,大学院での学びや研究が,高校の学習とどう違うか,また,どう結びつくのかを知り,学問に対しての目的意識を持って大学進学を考えるきっかけにしてもらうことを目的として行っているものです。今年度も,大学院生,大学生あわせて5名を招いてお話していただきました。
それぞれの所属されている大学や学部,学科の内容の紹介から,留学や実験,実習のようす,学会のこと,ゼミや研究活動といった,大学,大学院でのさまざまな活動のお話し,さらに皆さんがどのように高校時代を過ごし,その中で進路を決めていったかなど,内容は多岐にわたりました。4年生はどのお話からも,多くのことが得られたのではないかと思います。
広島大学大学院教育学研究科博士課程前期 安倍成美さん。進路を決めた過程のこと,フィンランド留学のこと,そして研究活動のことなど,幅広くお話しして下さいました。

浜松医科大学医学部看護学科4年 村田早希さん。看護学科で4年間でどのように,またどのようなことを学ぶのかといったお話しや,さまざまな実習のことなど生徒に伝えて下さいました。

順天堂大学スポーツ健康科学研究科博士課程後期 三倉茜さん。一昨年に続いて来ていただきました。現在の研究テーマである「女性とスポーツ」について,動画も交えて熱く語って下さいました。

横浜国立大学経営学部情報・会計学科4年 髙林奈央さん。ゼミや卒業論文のこと,高校生にはイメージしにくい経済学,経営学,会計学の違いなどを説明して下さって,生徒の理解が深まったと思います。

静岡県立大学食品栄養科学部環境生命科学科4年 原千尋さん。食品と健康と環境の関わりを学べる数少ない学科ということで,その3つの関わりをわかりやすくお話して下さいました。

 遠くは広島,千葉,横浜からも,忙しい中,こうして時間を割いて準備をし,お話をしに来てくださったみなさん,本当にありがとうございました。
                                                (文責:米倉茂樹)